面接や仕事でよく聞くアドバイス「もっとアンテナを張ったほうがいい!」何をすればいいの?
活躍をしてる人は常にアンテナを張っている。
もっとアンテナを張ったほうがいいよ。
聞いたことがあるでしょうし、言われたことがある人もいるでしょう。
面接で質問をした時にそのような答えが返ってくることは多いと思います。
ただ、言いたいことはわかっても具体的にはピンと来ていないことが多いのではないでしょうか?
筆者は言われたことはなかったのですが
そのように伝える場面は多々ありました。
改めて考えてみると
そもそもアンテナを張るって何をすることなんだっけ?
と思いまして
アドバイスがアドバイスになってなかった可能性があったと少し反省しました。
例え話や抽象的なアドバイスは相手の受け止め方次第でどのようにもなってしまうので
しっかりと「こうしたほうがいい」場合は具体的で誰でもわかる表現をする必要があります。
当たり前のように出てくる言葉でも、それは相手にとっては当たり前じゃないかもしれません。
本題に戻りますが、アンテナを張るってどんなことでしょう?
視野を広く持つために必要なことで
情報を集めることがアンテナを張ること?
どんな情報を集めるの?
難しく考えると広がってしまい余計にわからなくなってしまいますが
シンプルに「興味を持つこと」から始まりまして
その上で興味を持って見たり聞いたりやってみた経験から
得た情報を自分の言葉で説明が出来るようになること
だと今だと思います。
またまた抽象的ですが
「会話の引き出しが多いほうが良い」といいますが
引き出しには何かがしまってあって
取り出せるから成り立ちます。
コミュニケーションにおける引き出しという点で言えば
理解をして引き出しにしまえた情報を取り出せる状態になって意味を成します。
聞いただけでは成り立たず
覚えてなかったら意味はありません。
見たことがあっても深掘りをしないと何も知ることは出来ずに、見たこと自体をそのうち忘れてしまいます。
なんでもかんでも全てを覚えていることは不可能ですが
仕事で使うことだけに絞ると視野は狭くなってしまいます。
それに加えて「使えそうなこと」という線引きをすると、それを確かめるというステップに進めますので視野が広がります。
アンテナを張っているつもりになっているのは
インプットはするけど引き出しにしまえずに取り出すことも出来ない状態で
アンテナを張っているのは
インプットした内容を自分が使えるように消化してアウトプットも出来る状態のことです。
本を読むことが目的になると
内容よりも読み終わることに注力をしてしまい
インプットは出来たかもしれませんが得た内容を使うことって少ないでしょう。
何か目的があって本を読むと
必要な情報や付随する情報を得たいからそういった行動を起こしているのでアウトプットをするために時間を設けているとも言えます。
攻略本を読んでいる人は何かをクリアしたいから読むので、なんとなく読む本として選びませんよね。
Excelでやりたいことがあるから関数を本で調べる場合は、その関数を使うために本を読むわけで
さらに深掘りをするとExcelで効率化を図ったり「何をしたいか」はわかっている状態です。
調べている関数が絶対的な答えではなく、近いページにあった別の関数がやりたいことを叶えてくれるものかもしれません。
これ!と決めるのではなくて、やりたいことを逆算してカテゴリーで絞ることで使える「かも」しれない情報も目を通します。
ゴールがわかるから出来ることです。
興味を持つこと
ゴール(目的)を意識すること
入口と出口があって初めて
全体でもなくピンポイントでもなく
知るべき範囲を明確に出来ます。
そのように明確にした範囲であれば意味を見いだせるので消化が出来て引き出しから取り出せる
アンテナが張れている状態です。
意識の仕方といいますか、少し変えれば視点も変わります。
だいたいアンテナを張った方がいいと言われてしまう場合は、ピンポイントで決めつけてしまっていることが多いでしょう。
何が必要になるか、何が使えるかは自分で考えることが出来て、それが差をつけるポイントだったりします。
余裕がない状態だと余計に視野が狭くなってしまいますが
視野を広げることが余裕を持つための一つの手段でもありますので
参考にしてみてください。
困ってしまって闇雲になっている時こそ、何をしたいか目的を明確にすることでやるべき範囲も見えてきます。
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