この会社大丈夫?入社直後に感じるギャップと乗り越え方

4月1日は社会人にとっては大きな意味を持つ一日です。

新しい期の始まり。
何より、新社会人たちが就活を終えてキャリアを開始する時期です。
新社会人だけではなく、転職をして新しい会社で働き始める方も多い日です。

立場は違えど新しいスタートを切るという意味では同じです。


実際にその会社で戦力となるための準備期間として研修を受けることになると思います。

ただ、実際に一員となることで初めて見えてくるこのほうが実は多くて

なんとも言えない違和感のある人もいると思います。


言葉で言い表せなくてもこの違和感は感覚的に入社前に抱いていたイメージとのギャップや知らないからゆえの不安です。

働き出すこと自体に対しての場合も
新しく環境が変わるという変化に対する場合もありますが
実際に体験をしないとわからない部分です。

選考を通して優しいイメージを持っていたから選んだけど、なんか厳しそう。
選考を通してしっかりしたイメージを持っていたけど、なんか場当たり的っぽい。
すごく評価をしてくれてると思っていたけど、あまり覚えてくれていなそう。
周りの先輩社員が頼りなさそう。

漠然としたものですが感じ取ってしまったら本人にとってはそれが事実になります。

難しいのが
選考を通してギャップを少なくしようと会社も頑張りますが、優秀な人は欲しいものです。

100%ギャップがない状態ってほとんどないと思っていて、それは実際にその環境で働いたことはないからです。
当たり前のように見えますが、だからこそ選考でお互いで見極めることが大切なんです。

実際にこのギャップは期待値がもたらすもので

漠然としているのも確証はないからです。

多少の上下があることが理解できるのは、何度か環境の変化を経験している人であって
絶対条件と許容範囲から判断をします。
判断するための具体的な軸もあるから線引きが出来ますので、それに基づいた確認も出来ます。

ギャップが起きやすいのは軸が広かったり漠然としている場合で

楽しい職場で働きたい!
仲良く働きたい!
早く帰れる職場で働きたい!

など、「どうだったら」楽しい職場なのか?のように

条件を詰めていないためにそうなります。

独自で期待をして盛り上がってしまっていて
確認したとしても確認内容も抽象的になって
その受け止め方も人によるような返答がきます。

やりたい仕事が出来て楽しいという人もいれば
ワイワイ話しながら仕事をできる雰囲気をもって楽しいという人もいます。

友達のような付き合いを仲が良いと考える人もいれば、お願いがしやすい環境を仲良しだと考える人もいます。

仕事がどんな状態でも早く帰れれば良いと考えている人もいれば、仕事が少なくて毎日早く帰えれることを良しと考える人もいます。

選考が通るかどうかを抜きにして極端な例ですと

Q.早く帰れますか?(毎日定時帰宅か)
A.早く帰れますよ!(業界的に終電が当たり前だけど22時には帰れる)

Q.早く帰れますか?(仕事が終わらなくても)
A.早く帰れますよ!(仕事が終わる前提で)

同じ帰社時間に関しても中身は全然違いますよね。

実際に早く帰れると思って選んだけど、仕事が終わらない人は遅くまで残ってるのを見たら「なんか違う」と思ってしまうでしょう。
期待をしてしまって事実が異なっているように一見見えますが、面接官の返答は事実を伝えていて

条件の部分が抜けてしまっているだけです。

聞かれた質問ではないので答えません。

そこで実情にガッカリしてしまって、どうしても譲れない部分や許容範囲を超えてしまっているのであれば身の振り方を考えても良いかもしれません。

ただ、「自分次第で」実現出来るのであれば

まずはそこに向けて努力をするという目標にすれば良いです。


業界的な特徴の部分であれば
この仕事を選んだのならーと当たり前だと思われているかもしれませんが、それは本来知っておくべき内容とも言えます。
仕事軸で探している場合が多いと思うので、ギャップの対象になるのは本来は仕事の内容であって
仕事を頑張ってみて違う部分でギャップを感じてしまった場合は自分が大切にしている別の軸を知る機会になったと考えることも出来ます。

入社してやってみてからじゃないとわからないと良く言いますが
期待通りの仕事をしてくれるかどうかという点で
入社をする新入社員も受け入れをする会社も共通しています。

仕事の上達や姿勢の変化など、自分次第で変えられる可能性があるのであれば目指すべき場所が見えている状態ですから、成長スピードも早くなります。

目標を作ることは難しいですが

これも実際に一つの方法です。

結果がついてきて初めて実現できますので。

考えなければいけないのはどうしても自分で変えられない内容です。

上司になる人が怖そうだったけど、信頼をされたら全くそんなことなかった。
気づくのは大体少し後になりますがわかる日は来ます。

誰もが厳しくて突き放すような空気であったり、常にピリピリしていて楽しそうに仕事をしている人が誰一人いない、みんな適当で組織が機能してないなどの「大丈夫なの?」と思ってしまう状況ですと

なかなか自分自身では変えることは出来ません。


詳細に条件まで確認をしたうえで明らかに話しと違う場合は既にその時点で会社を信用出来なくなってしまうので「大丈夫か?」と思ってしまいますよね。

どれくらいの時間を使うことが出来るか?それは他に大切にしている部分との相談になります。
求める条件は誰しも一つだけではありません。

自分自身に合うか合わないかは人それぞれで、絶対に無理というのも本人にしかわかりません。
環境、条件、仕事内容、どれに対してかも違います。
ただ、それをわかっているからこそちょっとした違和感から不安になってしまいます。

転職市場が広がり転職が一般的になっている現在であれば

続けることも続けないことも結果はどうあれ選択が出来ます。

ただ、それ選択に対して応援をしてくれる人は沢山いますが誰も責任は取ってくれませんが
良い方向に進むように手伝いをしてくれるサービスはあります。
だから転職が一般的になっているとも言えます。

実際に働き出してなんとも言えない違和感があった場合にどうしたものかと悩んでしまったら

入社前に期待していた内容の中で求めていた譲れない部分を自分次第でどうにか実現させることが出来るかどうか

を一つの判断材料にしてみてください。

出だしからネガティブな気持ちになってしまうと盛り上がるのは大変ですが
少し観点を変えれば頑張るための目標を作れます。
その目標を叶えた頃には視野も広がり新しい目標が出来ます。

キャリアはその繰り返しです。

その実現方法が毎回違って手段も違ってくるという話です。

新しい一年が始まり

来年の今頃にどうなっていたいか

それを意識するだけでもやるべきことを少しずつ見えてきます。

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