いつも以上に上手く伝えられたのに！面接や仕事のコミュニケーションで失敗しないために
面接をしていると勿体ないなーと思う場面は多々あります。
仕事でのコミュニケーションでも面接をしていても
あえて難しい表現をする人が沢山います。
すごく上手く伝えられて「普段以上に」良く見せることが出来た。
でも、面接は通過できなかったので理由がわからないこともあると思います。
「普段以上に」というのがポイントで
自分自身の今を伝えられていないために
感触との差が生じてしまっています。
難しい言葉を使ったほうが見栄えは良くなります。
「仕事が出来る！」と表面上は映るかもしれません。
しかしながら、これは逆効果になってしまうことが多いんです。
一つの理由として
その言葉を利用する水準で会話が進んでしまうためです。
これくらいレベルを上げて良いのか、と相手は思ってしまうので
それでついてこれなかったり、話が食い違ったり
何よりも内容に実態がないとマイナスの印象を与えてしまいます。
二つ目の理由として
相手に伝えたいことが伝わらないことが多いからです。
面接官がわからないような内容を伝えて面接官よりすごいぞ！出来るんだぞ！とアピールをしようとしても
確かにそうかもしれませんが
それが面接官が選考を通過させるために必要な情報かと言ったら
必ずしもそうではありません。
むしろ、必要な情報が伝えられずに質問にしっかり答えられていないと思われてしまいます。
経歴からまず出てこない内容であったり、明らかに背伸びをしていることがわかる状況であれば
深く突っ込んだ質問をされますので
大抵はこの場合に困ってしまうのではないでしょうか？
等身大の言葉で表現することは今の立ち位置を相手に伝えるためにも必要で
背伸びをすれば期待値だけを上げて中身が無くてガッカリさせてしまいます。
自ら本来は生じなくても良いギャップを生み出してしまっている状態ということです。
経歴はしっかりしていて、経験も豊富。等身大で臨んでくれれば通過したのに
背伸びをしたがりで入社してからも扱いづらそうという印象を持ってしまうので
とても勿体ないです。
しかしながら、人生に関わることだから良く見せたいという気持ちはとてもわかります。
面接は勝ち負けではないので
面接官よりレベルが高いかどうかを意識してしまうと
それが失敗をしてしまう大きな理由になります。
コミュニケーションの目的は相手に伝えようと考えてる内容をしっかり理解をしてもらうことです。
相手には知りたいことがあってこちらにも伝えたいことがあって
その内容が合致した場合に前向きに物事は進みます。
かみ合わずに不安がある状態では面接だけでなく仕事でも前に進みません。
仕事をお願いをされて、内容が不安だったり疑問を抱くようなものだと進めることが出来ず
結局やっていなくて怒られてしまうことって意外と多いと思います。
これも相手を理解させようとしていない
理解しようとしていないという状況で
かみ合わずに発生しています。
面接が上手くいかない場合で思い当たる方は意識してみてください。
面接だけであなく仕事でも共通する内容ですが
伝える側も受ける側も「理解」を目的にしていないと
自分だけがわかる言葉を使って一方通行になってしまったり
勝手に会話のレベルを高くしてわからなくなってしまうことで迷子になってしまったりと
良いことはあまりないです。
職場であまり上手くいってないという場合で話を聞いてみると
同様の状況でメンバーからコミュニケーションが取りづらいという印象を持たれてしまっていることは多いです。接し辛いという印象は一度持たれてしまうとなかなか拭えませんが、問題箇所が明確なので改善は見込めます。
自分自身で最もレベルが高い表現で伝えることがコミュニケーションのレベルの高さではなくて
言葉や表現を選べるといいますか
相手に合わせて伝わる（理解してもらえる）ものをしっかりと選べて
実際に精度高く伝わる状態が質の高いコミュニケーションです。
誰でもわかる内容で伝えようとすることはレベルを落とすことでもなく
知識・経験はひとそれぞれの中で、対応できる幅が広がるという点で実はレベルアップです。
これだ！と決めたやり方を突き通すと必ず上手くいかない場面に遭遇します。
その際に気づけるのがこういった部分だと言えます。
相手が理解しようとしているかどうかは相手次第ですが
相手がしっかりと理解するように伝えられるように努力する。
これだけで仕事のやり易さは大きく変わります。
実際に筆者が経験をしてきた内容からご紹介しました。
自分一人だけで仕事をしているわけではないので
相手のことを考えることが仕事では大切です。
その相手への考え方の一つとして参考にしてみてください。
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