面接で緊張してしまう時に意識してみること
面接って緊張してしまいますよね。
筆者もとても緊張した記憶があります。
面接の結果次第で将来が変わりますし
何よりもそんなに頻繁に面接を受ける機会ってありませんので
緊張してしまって当然です。
シンプルに考えると会話なのですが
「面接」という形式になると
一発勝負ということもありますので
意識が変わってきます。
普段、友達や家族、知人に自分の仕事ついて説明する時は緊張せずにスラスラ話せるのに
面接になると難しくなるのはそういった意識の違いからでしょう。
かと言って友達感覚で話をするのも少し違いますよね。
仕事でも嫌な内容の報告をしなければいけない時に上手く進めないと!と緊張しますし
営業の商談でも上手く契約を取らないと!と緊張することもあるでしょう。
大人数の前でプレゼンをしなければいけない場合も上手く伝えなければ!と同様に。
すべて「結果」につながる状況です。
面接も上手くアピールをしないと!という中で結果として合否が出ます。
結果のために慣れない状況でいつも以上に良く見せようと思ってしまうことから
プレッシャーを受けてしまっているので緊張します。
結果を求められる、求めるために緊張とは付き合っていかなければいけません。
緊張をしたからこそ注意力を高めて気づけることもあるでしょうが
面接で失敗してしまうときは以下のようなケースが多いです。
・緊張しているために話が長くなってしまう
・緊張しているらめに話そうと思っていた内容を忘れてしまって何も話せなくなってしまう
・緊張しているために何を応えているかわからなくなってしまい質問された内容からズレた返答になってしまう
緊張しているという状況は共通していますが
それ以外に原因があります。
これらは事前に話したいことを「文章で」決めてしまっているから
加えて、全部を話さなければいけないと思っているから起きています。
暗記した内容をすべて話切らないと!というプレッシャーも余計に自分を緊張させますので
少しでも失敗をしてしまったときに頭が真っ白になってしまうわけです。このように
自分自身で状況を難しくしてしまっています。
準備をすることはとても大切です。
でも、その準備をした内容がそもそもズレてしまっていたとしたら
すべて伝えられたとしても良い結果にはならないでしょう。質問の内容に沿う必要がありますよね。
伝えたいことを一方的に伝えることがアピールであればそれは口頭である必要もなく
コミュニケーションとして相手に伝わって初めて意味を持ちます。
しっかりと質問を聞いていても、用意した中から無理矢理答えて返答がズレてしまうと質問を聞いていないという事実だけが残ります。
面接ではその場で考えることも大切で、暗記した内容を披露する場所ではないことをまず意識して
ブレないキーワードを組み立てるようにすると良いです。
それは経験職種、実績、マインドや取り組み姿勢などの部分です。
その内容は実体験に基づいているため暗記しなくても話は出来るでしょうから
一語一句間違えないように!というために準備をするのではなく
具体的にするために必要な数字、面接を受ける会社の特徴などを調べることに準備の時間を使いましょう。
それでも面接という結果を求められるゆえに緊張はしてしまいますが
緊張した時ほど「短く話す」ことを意識してみてください。
用意した内容が全て面接官が知りたい情報なわけではありません。
話が長いと思われてしまう場合は、すべてが必要な内容であるのであればそのような評価にはなりません。
話の中に無駄があったり一方通行だったのでそのように思われています。
実際に、面接は質疑応答ではないので
必要があれば面接官も追加で質問をします。
小出しにする意識を持つだけで「全部を伝えなくていい」と少し安心が出来ますよね。
そのキャッチボールが出来て面接官も内容を理解し、納得してくれます。
一度に伝えようとすると詰め込み過ぎてそのキャッチボールが成立せずに
話の中盤に伝えたいことを持ってきている場合は特に拾いづらいので
アピールが出来ていない可能性も高いです。
暗記した内容を伝えきったら選考は通過するのか?
そういうわけではありません。
伝えたい内容がコミュニケーションを通じて「伝わって」こそ
土俵に立てます。
頑張って準備をしたという印象を与えることが出来るかもしれませんが
イレギュラーな質問に対して対応が出来ないと
どんなに良い内容を話したとしても
本当にそうなのかな?と、作った内容なのでは?と疑われてしまいます。
そうなると選考通過の決断も難しくなってしまいます。
緊張してしまうものと考えて、少しでも緊張を減らすために意識してみてください。
どちらにせよ準備は大切で、キーワードにしても伝える内容がズレては意味がありません。
何をしたら良いかわからない、ズレていないかわからない場合はプロのサポートを受けることも
一つの方法です。
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