若手社員時代の悩み〜作った資料を何度も細かく修正された時のモヤモヤ
若手社員の頃にモヤモヤした体験と後々気づいたことについて紹介していきたいと思います。
社内向け社外向け問わずに頑張って資料を作成して、モヤモヤしたことはないですか?
自分のこだわりがあって、自分では完璧に作ったのに、何故わざわざ細かい修正をするのか?そんな細かいところ誰も見てないから!
筆者は本当に納得出来ずに、「この人たちは修正をしたいだけなんじゃないのか?」と考えていたほどでした。笑
しかし、自分が指示を出す側になって初めて気づいたことがあります。
もしかしたら、「そう言うものだから」と当たり前のように修正をしてる人もいるかもしれませんが
本来の目的を理解すると腹落ち感がありました。
部署の1人、もしくはチームの1人としてその時の私はその仕事を担っているわけであって
私が提出する資料=部署としての資料
です。
私だけの仕事ではなく
部署、もしくはチームでミッションを攻略するための、プロセスの一環で私はその業務をしていた、わけで
部署として提出する書類にカスタマイズする工程が修正で、そのために上司と部下のラインがあるという構造です。
指示をするというのは、部署のミッションを達成するためにチームを動かす手段ですので
その目線になって、視野が広がり初めて理解することが出来ました。
社外向けでしたら、提出する資料は「会社」としての名前を背負って出すわけですから、より重いものになりますね。
全ての仕事が大事だとは思いますが、仕事の重みはどの部分を背負うかによっても判断できます。
ですので、修正をする側も慎重により良いものを作るために、本人の目の届かない細かいところまでチェックするわけです。
自分のセンスに絶対的な自信を持っていたとしても
いくつもの資料を提出して、話を通してきた経験からしか相手の好みはわからないので
その自信と好みのギャップにモヤモヤするわけです。
結局は資料を作った本来の目的を達成できれば良いのですが
数字や情報として相手の求める資料を作ったとしても、細かい受け手のセンスである「気になる部分」は過去に指摘を受けた人しかわかりません。
この部分は自身で経験を重ねると、修正がなくなるのはそのためです。
気にする人はとことん見てるんですよね。
自分のセンスと受け手のセンスが一致したとしても、その受け手に対してであって
受け手が変われば攻略方法も変わるのが社会人の難しい部分です。
そのような時に、修正の目的の意図を理解してるだけで、多少受け入れ易くなりますよね。
そういった部分のコミュニケーションは会社や関わる上司によっても違うということを複数社経験して実感しました。
やりやすさって、本当に人によります。
早い段階からこの視点を持っていればもっと楽だったろうなと思い、この内容を書きましたので、参考にしていただければ幸いです。
テレワークなど、離れた場所でのコミュニケーションで仕事を進めないといけない場合は
ニュアンスで受け止めるということが難しくなります。
もちろん、正確に「言葉で」伝わる必要があるので伝える側の難易度も上がります。
そうなると目的を理解して先回りをした確認をしていく必要が出て来ますのでより意識をしてみてください。
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