会話に乱入しないで!私が受けた相談を無理に奪おうとされてしまったら

仕事を覚えてきて職場で信頼をされてきたり、後輩が出来た時には
相談を受ける場面も増えると思います。

この人に相談をすれば解決をしてくれるだろう
この人は相談がしやすいからまずはしてみよう。

とても嬉しいことです。


それも信頼があるからで
自分にとって客観的な強みを知るためにもとても良い機会になります。

しかしながら、毎回スムーズに進むわけではありません。

こんな経験はありませんか?

相談を受けて、説明が出来る内容で相手も良く知っている人なので
相手に合わせて順序立てて説明をしていたら~
たまたま聞いていた別の人物が急に首を突っ込んできて説明を始めてしまった。

こうなると困ってしまいますよね。

順序立てているということは

「相手が理解をするまでの道筋」

をゴールから逆算して進めているということで
そこに予期せぬ乱入者がその人の考えで話を始めていまうと

会話の構成自体のペースが乱れてしまいます。


最後まで聞いて補足をしてくれるのであればそれはフォローです。

しかしこのパターンはフォローではなく乱入です。


実際に説明をさせてみると全く同じ内容を教えたとしても
その人が登場するまでにある程度の段階を進んでいるとしたらどこかは内容が重複します。

相談をしてきてくれら人物からしても

展開を改めて頭の中で整理をするという負荷がかかります。


これから説明をしようとしていた内容であったり
一度説明した内容を被せるように説明し始めると誰もがモヤモヤするでしょう。
一度自分が説明をしたのに何で同じことをわざわざ説明し始めるのか?

あまり乗り気でない相談であれば引き受けてくれてラッキーと思うでしょうが
相手が私を頼って~という前提であれば気分は良くないはずです。

過去にご紹介をした相談をしたくない人のパターンで
結論だけ伝えてしまったり逆質問を始めてしまったり説明が間違っていたりすると

余計なことをするためにしゃしゃり出てこないで欲しいというのが本心でしょう。


そもそも普段からそういった行動に迷惑をしているからこそ、相談をしてくれた人はその人に相談をしなかったのかもしれません。

困ってしまうのは相談相手が混乱した状態を整理することから再着手をしなければいけないからです。

相談をしてきてくれた相手に理解をしてもらうことが目的であって

説明をすることが目的ではありません。

乱入をしてきた段階では既に前提の話が終わっていて
その理解がなく勝手に説明を始めると、ゴールから大きく逸れる可能性も高いです。

最後まで聞いてから補足があればしてほしいですが
そういった意識は恐らくないからこそ乱入をしてきます。

何故このような対応をしてくるのか?
親切心からの場合もあります。
優位性を示すためにマウントを取る方法として重ねてくる人もいます。
あなた自身のことを信頼していないからかもしれません。
ただ、多くの場合は説明をしてあげている自分自身に対する肯定感を求めて前に出たがる人で

頼られたい人です。


頼られる人と頼られたい人は異なります。


こういった時の対策方法ですが

一つは説明を最後までさせてみる、です。

意地になって同じ内容を二人で説明をしても相談相手からすれば負担になります。
なので補足をする側に回ってゴールを目指すやり方です。

二つ目は状況を引き継ぐです。

どちらが優位かを示す目的の場ではありません。
相談相手が理解を出来るようにするために、ここまで説明した内容を教えてみましょう。
そのあとでズレてしまったらきっとあなたに改めて相談をしてきてくれます。

三つ目は乱入を阻止する、です。

相手との関係性にもよりますが
単刀直入に今は自分が説明をしている旨を伝えましょう。混乱させないためにも必要があれば最後に補足をしてくれと。
それでも強引に来る場合は別の方法に切り替えましょう。

こちらは前提として「相談を受けている」ので前に出るためでもマウントを取るためでもありません。必要だから対応をしているわけです。
そこで意地を張っていると思われても入口が違うので全くダメージは受けません。

環境によりますが、それで悪い印象をみんなが持つようであれば職場が合っていない可能性がありますので
やり易い環境を検討してみても良いかもしれません。

実際に乱入をされて主導権を奪われてしまう状況になってしまっても心配はいりません。
その場だけ会話を奪われたからといって

「頼りにならない」と思われることは有りませんし

蹴落とされるようなことにはあまりなりません。

頼ってくれた人からすれば
自分に合わせて説明してくれている
知らん人が勝手に説明を始めている
どちらの印象が良いですか?

何でこの人が急に説明を始めたの?と疑問を抱き
その相手をも立てる対応をするあなたに対する印象は変わりません。

意地になって奪い返そうとバトルを始めてしまう

と相談相手も目的を達成に

余計な時間を使うと思ってしまいますので

マイナスな印象を与えてしまうのはその時です。


それを避けるために何をするかを考えれば良いんです。

相談相手も仕事ですのでやり易さを求めますし、何よりも達成をする必要のある目的があります。

会話の人数が増えればそれだけ相手を立てたり食い違いが発生するなど複雑になりますから
つまりゴールまでの道に対して遠回りをしてしまいます。

頼られる状況は自分から無理矢理作り出すのではなく
日々の実績の積み重ねが自然に作ってくれます。

一度、頼られたいと相談相手を切り替えられて満足をしても
次に同じような相談をする相手を見れば意味がないとわかります。

誰にも相談をする前に困っていることに気づいて誰よりも早く助けるなど
そういった積み重ねが大切ですので
困らせた印象しか与えずにむしろ気を使わせてしまいます。

また相談をしたいと思うでしょうか?
結局は相手も目的を効率よく達成するために相談相手を選んでいます。
早い者勝ちではなく
説明した者勝ちではなく
選択権は相談をしたい人が持っています。

会社だと担当者が責任を持って仕事をしていて「担当者」だからわかりやすく説明が出来る仕組みが用意をされた環境です。

その担当があなただから、実績があるという理由で選んでいるでしょう。
そこに実務経験もない人物が急にアドバイスをし始めても説得力が無く「何がしたいんだ?」と誰もが思ってしまいます。

実績が語るのが会社組織だからこそ、目立ちたがりと思われてしまい印象が悪くなるだけです。

自分が満足を出来ることをしても

相手が良しと思わなければ評価はされません。


結果として悪手な場合が実は多くて

相手の目的から導いた適切なアクションを起こすタイミングや間合いを意識しているかどうかで大きく変わってきます。

そんな人材でいたいですし、そんなメンバーと働きたいですよね。

このような状況で困らされてしまったり、職場でやり辛さを感じでいる場合は参考にしてみてください。

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