責任感をもって仕事をする！頼ることと丸投げすることの違い
仕事で責任感を持つってどんなことでしょう？
頑張っているつもりでも
もっと責任感を持って〜と指摘を受けてしまうことって実はよくあります。
まずは自分自身で考えてみて
知識やスキルが足りない場合はその部分を補填するために誰かに頼ることはとても大切です。
「まずは自分で考えてみて」
セットでついてくる言葉です。
考えた結果として難しいから誰かにお願いする。
一緒に働く側の立場になると
出来ないから丸投げされてしまった、と思えてしまいます。
過程があることは一緒で
自分自身での解決は難しいことも一緒です。
頼ると丸投げの違いは何か？
過程の中身の濃さです。
何か要件を伝えたい時に
「一回電話をしたけど出ないから電話をしてみて」
他の手段は試したのか？
そもそも何故電話に出ないのか？
伝え切ることが仕事なのに他の方法も考えて試さずに、そもそも出ない理由も明確でないと
とりあえずやったと思えてしまうわけで
仕事を投げてしまったと判断ができてしまいます。
何かやらなければいけない仕事があって
「難しいからお願いします」
何が難しくて出来ないのか？
何が埋められれば出来るのか？
自分でやろうという意思を感じられません。
総じて「嫌だからやりたくない」と思われてしまうと、仕事を任せられる人ではないと判断をされてしまい、相応の評価となってしまいます。
具体的に課題が見えていれば
誰かにお願いするべき不足箇所も一部になるわけで
漠然と出来ないから任せる旨を伝えてしまうと
他のメンバーからすれば
本来やらなくても良い余計な仕事をしなければいけないために、前向きには考えてくれません。
しっかりと自分の仕事を理解していて
足りない箇所もわかっていて
その部分を補うためにお願いをすると
頼っている状態です。
漠然と難しいと考えていて
何が足りないかもわからずに
その仕事自体を誰かに任せようとしてしまうと
丸投げをしている状態です。
責任感は誰もがあると思いますが
有無が相手に伝わるかはこの違いです。
質問をするにしても漠然と質問をするのではなく
何がわからないかを具体的にすることで
相手も明確なアドバイスや手助けが出来ます。
難しいです！と言われても
誰の仕事か？の線引きはとても大切ですので
求める回答を用意することが難しく
そういったコミュニケーションが積み重なることで
責任感を持って〜
まずは自分で考えて〜
という指摘につながるわけです。
仕事はスピードが大切ですので
抱え込むことは最も良くなくて
とは言え早く相談をすると「自分で考えてみて〜」と言われてしまうと思うでしょう。
即答してしまうと可能性は高いですが
本質は中身が具体的にあるかないか、です。
現在任されている仕事をしっかりと理解していることが大前提で
言われたから言われた通りにやる！だけでは
そもそものその仕事の意味もわからずに手を動かすだけとなってしまい
理解には辿り着けません。
決まりだから、ルールだから
何故決まりなのか？何故ルールになっているのか？
知ろうと意識しないと仕事への意義も見いだせないはずです。
もっと責任感を持って
自分でまずは考えて
と言われてしまって
責任感はもってるいるし考えたけど
と腑に落ちない場合は是非、意識してみてください。
逆に職場で当たり前のようにそういった丸投げの対象になってしまっていて
それに対しての改善もなく応じた評価も受けられない場合は
そもそもそういった社風の会社であって
責任感を持って仕事をしている場合は
責任感から負担だけが増えてしまっている可能性があります。
本来やるべき人がやり切らないと
それは会社としても足を止めてしまっている状態で
別の領域の動きを止めて対応しているために
円滑な状態とは言えませんので窮屈に感じてしまうでしょう。
同じような意識を持った社風であれば
スムーズに業務を進めることができて
そういった意識の人材を欲しいと思う企業も必ずあります。
自分だけが損をしてしまっていると考えてしまうと
どんどん悲観的になってしまい
立ち止まったままになってしまいますので
結果もしっかりと出せる方でしょうから
しっかりと頼り頼られる環境を探してみることがキャリアにとっては必要かもしれません。
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