働き方と文化
皆さんが休日を除き1日8時間以上を過ごし
年間で240日以上を過ごす場所が職場です。
外回りの方は常に滞在しているわけではありませんが
オフィスには顔を出すと思います。
筆者は過去、複数の職場を経験し多様な文化を体験してきました。
「自身がどのように働きたいか」は「何をしたいか」を実現するためにも重要です。
とても居心地が良かったのは営業職にはなりますが
リモートワークの2社でした。
1社は在宅ワークでそもそも出社という概念が少ないです。
(週1で会議等はありましたが)
1社は直行直帰スタイルで月1で会議がある程度でした。
自分で決めて自分で動けるという点が合っていました。
その際のプ ライベートもとても充実していた記憶があります。
ルールや就業時間の決まりはありますが
ある程度は周りに影響されることなく自分で終わりを決められることが
やりやすかった理由かなと思います。
ただ、結果にはその分シビアでしたので、メリハリをつけて働く事も出来ました。
自分で決める以上は自分で考えないと進みませんし、計画を立てたり考える力は磨けましたね。
自分で決められるメリットはプランをとてもシンプルに組み立てられますし
摺合せ等も必要ないので、内容を二転三転させられて困るような事が起きませんでした。
その後「何をしたいか」を優先し、たくさんの苦労をしてきました。
上記のような「自由な」社風が合っていると自負する人間ですので
ガチガチの職場は抵抗がありました。
朝礼・終礼・1日に数回行われるミーティング~
慣れとは怖いもので「この時間本当に必要なの?」と文化に入り込む事に非常に苦労しました。
中には会話は一切しないでオフィスは静まり返り
やりとりはすべてメールという環境もありました。
企業や部署にはその環境独特の文化があります。
良くも悪くも結果主義でシンプルな考え方に成長した私ですので
何度も細かく資料を直させて時間を使ったり
二転三転するミーティングで無駄に時間を使ったりする環境は非常にストレスでした。
加えて、上司が帰らないと帰りずらい風潮や
帰宅するだけでもまわりに気を使う事がとても辛かったです。
しかし社会人として組織で上手く立ち回っていくためには
文化に溶け込み、まずは結果を出してから文句を言われない状態にして
自分のスタイルを築くという考えに転換し今に至ります。
この経験から
入口から「どのように働きたいか」が実現できることは
実はとてもラッキーなことで
後発的に自分で作っていくものなのだなと考えるようになりました。
そもそもどのような働き方があるかわからない場合は
自分に合った働き方を見つける意味合いでも
経験したことがない働き方に挑戦してみるのも一つかもしれません。
経験があり「このように働きたい」という土台が出来るので
経験することは必ずプラスに働きます。
視野を広げる事はそういう事であって
それにより理想の自分のスタイルが どんどん肉付けされていきます。
イメージだけでは確証はできませんので
具体的な経験ベースで判断することが必要になってきます。
実際環境は働いてみないと見えにくい事が多いですが
「働き方」は事前に知る事が出来ますので一つの判断軸にしてもいいかもしれません。
本質的な話になりますが
どのような環境でも長くやっていくためには慣れなければいけませんし
どうしても譲れない事がある場合は転職を考えてもいいかもしれません。
その「どうしても譲れない」自分の判断ポイントを作る事も重要です。
私は大きな判断ポイントを持っています。
顔を見て明るく「お先に失礼します・お疲れ様でした」が言える・言ってもらえる環境です。
一日の区切りとな る大事な挨拶で、これこそ一番元気で明るくないとダメだと。
色々な働き方をしてきた結果、一番働き難いのはこれがない環境でした。
パソコンを見たまま暗くボソっと言われると何か思う事があるのか?と思ってしまいますし
次の日にその人に対しては明るく「おはようございます」が言えないと思います。
翌日も同様でしたら、負のスパイラルで最終的にはその人に距離を作ってしまいます。
裏を返せば自身がそのように心がければ言ってもらった側は気持ちよく帰れるわけです。
帰りにくい環境の原因って実はこの挨拶も大きいのではないかな?と経験から思います。
これは自分からでも実践して発信できますよね。
〇〇さん、お疲れ様でした!名前をつけて元気に言う ことを心がけています。
自分で変える努力とはそういうもので
それで何も変わらない時に、一度立ち止まり考えてみるといいかもしれませんね。
2コメント
2018.06.01 07:52
2018.05.31 12:15