傾聴とコミュニケーション能力!思ったより仕事が上手くいかずに自信を無くさないために大切にすること

4月が始まり通勤時間にピカピカの鞄と靴とスーツを見ると

新卒フレッシュマン時代の自分を思い出しますよね。


新入社員の皆様は新しいスタートにワクワクもあれば不安もいっぱいでしょう。
先輩社員たちも当時の自分を懐かしむタイミングでもあり、新しい年度が始まって忙しくてそれどころではない方も沢山いらっしゃると思います。

新しくスタートを切った方達も
社会人経験を積んで壁にぶつかっている人も
前者は将来失敗しないために
後者は乗り越えるために
筆者が問題を乗り越えたエピソードからご紹介します。


皆さんはどのように新社会人としての時間を過ごされましたか?

研修が長い会社もあれば

すぐに現場に出る会社もありますね。

私は研修が長い会社でした。


各地を回り、子会社での業務も経験しました。


営業の配属が全体の9割を超えていので

商品知識や見積もり作成など

研修の内容はほぼ営業への配属を前提としたものでした。


実際配属式を迎え開けてみたら本社の管理部門だった驚きは今でも忘れません。


営業適性が高いか低いかはわかりませんが

「接客のアルバイトで私を目当ての常連のお客様がいっぱいいたから何でもできるだろ」と

とても尖っていたのは覚えています。


その後、そんな私でしたので大きな壁にぶつかりますが

そこで学んだ内容は非常に大きかったです。


今回は簡単な内容ですが

面接官視点を踏まえた上で

入社直後に感じる「ギャップ」の構造と、実際に私がぶち当たった壁、それを乗り越えた経験を紹介します。


学生時代に自信があったことは

面接の際に存分にアピールすると思います。


・部活で全国大会に出場した

・15年間同じスポーツを続けていた

・アルバイトでリーダーとして頑張った

・大学のゼミでディスカッション大会に出場し入賞した

・自分たちでイベントを企画運営し、相応の収益を上げていた


などなど、頑張りはとても立派だと本当に思います。


実際に面接をする立場になると、総じてコミュニケーション能力が高いというエピソードを聞く機会が最も多いと感じています。

それらや人柄を踏まえて、総合的に企業が判断をして内定を獲得し

入社承諾→入社という流れになりますので

経験が認められたので自信が増します。

が、だいたいは入社後に自信を打ち砕かれます。


新社会人の相談をプライベートで受けていると

「なんでこんなに仕事が出来ないんだろう」

という言葉を良く聞きます。


大前提として「出来ない」と考えるのは

「出来た」経験があるから。


それが面接の際にアピールした内容などですね。


ではなぜ、頑張った経験があるにも関わらず

他の学生より努力をしてきたにも関わらず

「出来ない」という壁にぶつかるのか?


答えは非常にシンプルです。


「社会人の経験」は、ないですよね?


学生が「出来る」と考えている範囲と

企業が求める「出来る」の範囲に

ギャップがあるから、このようなことになります。


学生が言う「コミュニケーション能力」と

企業が求める「コミュニケーション能力」は

そもそもズレがあります。 


学生:明るく誰とでも仲良く話せる=コミュニケーション能力が高い


社会人:誰の話でもしっかりと聞けて整理して伝えることが出来る=コミュニケーション能力が高い


良く言う「聞く力」が求められるのが社会人としてのコミュニケーション能力であり

そういった共通認識のもと真逆に仲良くなろうと得意のマシンガントークで臨んでも

結果がでるわけないですよね。


「コミュニケーション力が低い人」というレッテルは意外と早い段階から貼られてしまいます。

もちろん、出来なくて当然なんです。


上記のコミュニケーションの場合においても

面接は頑張って自身を説明する時間であって

聞きに徹したら「話せない人」という評価で落ちてしまうことも多いです。

ギャップ前提での採用が当たり前になっています。


聞く姿勢は見えても、本当に話を聞けるのかはわかりません。

実際は営業の駆け引きに近いですので、経験で習得できるスキルでもあります。


入社後のミスマッチが課題とよく言いますが

「あの人は話を良く聞いてくれたから採用した」という話はあまり聞いたことがなく

構造的にそうなっています。


そのために会社は教育をする必要がありますし

何より「新卒採用」という教育前提の採用手法を選択するわけです。


皆さんが学校を卒業して約40年、一般的には働くわけですが

その期間を見据えて採用をしているにも関わらず

結果を求められるまでの期間が短くなってきています。


ビジネスのスピードが速くなっているとはいえ

その教育の差は10年以内に顕著に出ます。

自身で気づいて改善するケースも多いですが。


ここまで読んでいただいてわかると思いますが

私は「聞く」ことを意識したことがあまりなく

話をすることで自分のペースに巻き込むタイプの人間でした。


新卒で入社した企業は古きを重んじる典型的な日本企業であって

そのスタンスで突き進み、コミュニケーションの壁にぶつかりました。


一緒に仕事をしていた先輩とのミスコミュニケーションが原因で大きなミスをしてしまい

部署全体に迷惑をかけてしまったのです。


それをきっかけに考えて、自分でコミュニケーションのギャップに気付けたのは

今でもよかったと思っています(迷惑かけたからダメですが)


「傾聴」という言葉をよく使いますし

研修でも皆さんは学んでいると思います。


個人的な意見ではありますが

傾聴=聞いてるよアピール

だとも思っています。


過去にこの「傾聴」を意識し、自身の伝えたいことを最小限にすることで

営業実績を上げることもできましたし、転職活動の際の面接も上手く進むことが出来ました。


話はみんな聞いてもらいたいものです。本当に意識しないといけないのは「それだ!」と気づいたのが新卒2年目ですね。笑


1年目はどんどん失敗するでしょう。

失敗は怖いですが、それがギャップを埋めてくれます。


ただ、本来起こらなくて良い失敗は回避する必要もあります。

※必要な失敗と本来は不必要な失敗について過去記事で紹介しております。



知識が増えれば疑問も増えます。

それは見ている景色が広くなったからです。


疑問が解決されずに我慢ができなくなり、別の環境を求めるのが

だいたい2年~3年。


一度深呼吸して、立ち止まって整理してみてください。

今の環境で満たされていることが、次の環境だと満たされず

それが致命傷になる可能性もあります(筆者は経験があります)


自分でどうにも出来ない課題が溢れ、限界を超えてしまったとき

もしくは、超えてしまいそうなときに

良いこと悪いことをすべて整理する必要がでてきますね。


そこで満たされる環境に進むためには、より情報が必要で、転職エージェントや先輩など頼れる存在が必要だったりします。


理想はそうなる前に常に客観視できている状況ですが。


大前提、いつでも一番は「自分を大切にすること」だと思ってます。

含みの多い文章ですが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。


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