仕事の見立てを立てる大切さ!仕事もキャリアもミスや失敗をしないために先を見据える大切さ

仕事への取り組み方は様々です。
目の前の仕事を言われた通りに実行することに強い人もいますし
先を予測して準備準備でいくつかのタスクを同時にこなしていく人もいます。

今回は見立ての話です。

事業の見立てや数字の通年目標という大きな視点ではなく
仕事の身近な部分、実際に個人の業務のレベルで体験した内容をご紹介します。

何かを新しく始めたり何かを作る場合に
何手先までを読むか?とまではいかない話ですが
この「先を考える」というステップは準備を進める上で非常に必要です。

経験があるから「こうなる」と断定で言えます。

経験がないからわからないではなくて
やっつけではなく「こうなるだろう」という推測でもしておかないと
成果物のアウトプット後にトラブルが起きます。

外向けの資料やコンテンツを作成するにあたり、その後の対応までを単独で自己解決する場合は良いですが
共有する場合や別の人の業務につなげる場合は

「自分だけが理解している」状態は非常に危険です。


社内では「この人ならこう受け取る」と推測し易いですが
不特定多数の人に発信する場合は一般的な解釈だけではなく
抽象的な表現をすると誤解される可能性もあり、そこまで想定して完成させる必要があります。

「こういう人ならこういう風に受け取る可能性があるからこうする」
当たり前ですが

表現がシンプルなほど各自のフィルターを通してもギャップは少なくなります。


目的はもちろんですが
受け手にもわかるような状態で共有していく必要があります。言葉の精査でバトンをつなぐといいますか。

「こういう表現をしたらこうなる可能性がある」と予測をして作成をしないと
そのあとの業務を担当する人や
その対象者との間に大きな認識のギャップが発生してしまって確認を受けた際に
自分の想像にない予想外の内容に「え?なんの話をしてるんですか?」となると、進むものも進みません。

大きな工数負担にもなり怒られてしまうこともあります。

お客様を対象としている場合にクレームとなり、最悪の場合は
目的が達成できないからあなたには任せない
という判断をされてしまうかもしれません。

「こうしたらこうなる」という単純な解ならわかりやすいですが、相手は色々な考え方をもっています。
可能な限りそういったコミュニケーションギャップの可能性をなくす必要がありますよね。

仕事の工程でも、ある程度の目的に合わせてあえて抽象的にして誘導するための導線を引いたりするのも「こうしたら」の先にある枝分かれの
更に先に起きるであろうコミュニケーションから目的を達成させるために行います。
考えてもらうことや想像してもらうことから促せることもあるからです。

面接の書類でも質問をしてほしい箇所をあえて抽象的にするテクニックがあります。
あまり深く聞かれたくない箇所は具体的に記入していれば「確認」で済むこともあり、あえて得意な分野に誘導するというものです。

フワッと抽象的にさせたと相手がわかったら人の心理的に詰めていきたいとなりますので
実はそこが得意分野でしたら
納得せざるを得ないというテクニックです。

その他のことでも使えますね。

普段のコミュニケーションでも
「この人にこういったらこうなる」
「人にこういったらこうなるだろう」
とわかってるのに誰かが言ってしまったりする状況があると思います。

言葉を選ぶとも言いますが
この場合は発言者はその見立てが出来ていないか
わかってるからこそ言う(嫌味や皮肉など)の場合が多いです。

前者はその人の力量によりますが
後者はそもそもバトルをしようという目的です。

「こう言ったら怒る」=怒らせることが目的

怒らせることもコミュニケーションの方法の一つですので、その先に何か成し遂げたいものがあるならば
相当見立てが出来ているかとも思います。

結局の話ですが

何をするにしてもその先に目的があってそれを達成するためにしているわけで

目の前にある小さなことも見立てができて
ステップを踏んで初めて大きな見立てで動くことができるようになります。

精度の高さが仕事の質を上げます。

キャリアもそうで、フワッと抽象的にキャリアビジョンを描いたとして見立てても
具体性に欠けてステップを踏むことができません。

次のステップに進むために

今自分が持ってるものをアピールして

次に実現できるようになるものを提示する


キャリアに必要だと感じた「その先」があるとしても
進むために絶対に必要である「応募した会社を納得させる見立て」のためには上記の具体的な情報が必要です。

文章からピンとくると思いますが

自己PRと志望動機ですよね。

その逆説が退職理由です。

難しく考えずにまずは「こうしたらこうなる」「こうしたらこうなるだろう」の引き出しを少しずつ増やすことを意識してみてください。
それは視野の広がりです。

視野が広いというのは色々知っていることですが、見えているというのは先のことまでを含めます。

そういった繰り返しの先に
「今月の数字の見立ては?」という質問に対して、納得いく説明ができるようになる未来が待っています。
その時には集めなければいけない必要な材料や「こうしたら」の根拠となる情報も何かわかってくると思います。

考えて仕事しろ!と言われたことがある人はとても多いと思います。
そんな時の「考えろ」の一つがこの内容ですので、是非参考にしてください。

キャリアのために転職を考えている場合は
道筋を立てて、客観的な視点を加えて現実性を上げると良いです。
舵取りをしてくれる人が身近にいれば良いですが、実際に仕事まで面倒を見てくれるケースはかなり少ないです。

ですので、その見立てを考慮して実現させるための一環で求人を紹介してくれる転職エージェントを活用すれば効率よい活動がてきるわけです。

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