どうしてうちの会社なの?応募をした会社の中の一つだとしてもその会社「だけ」の志望動機が大切な理由

面接で志望動機は必ず確認をされると思います。

なんで私が書類選考を通過したのか?を確認する場面はあまりありませんが

実際は面接の中で出てくる実務の質問が「書類に記載されていた求める仕事が出来るか」の確認をするためのものであって

事実と照らし合わせるために面接に呼んだ=書類選考を通過したと考えると
見え方も変わってきます。

書類の内容が本当か?もしくは認識にギャップがないかどうか
人物面としても問題がないかの確認をして
納得をして
限りなく確信に変えて不安がなくなれば採用に一気に近づきます。

何故採用に近づくであって採用されるではないかというと

他の応募者との比較が発生するためです。


同じ費用を使って一人しか採用できないとなると
「その会社にとって」より優秀な人材を採用したいと考えるのは普通で
唯一無二のスキルを持っているなどの場合で他に人材がいないためにどうしても欲しいという状況を除くと

必ず誰かとの比較があって採用に至るわけです。

それは社内異動の案も含めてですので、絶対に外からではわかりません。

数名を比較して最も良い人材を選らばないと判断ができない
本当にこの人で良いの?もっと良い人がいるのでは?
と大きな金額でコストが発生するために慎重になることが多いですね。

大量採用などの場合は一定以上の条件をクリアすれば
辞退者が出ることも計算に含めて内定をだしたりもしますが、そういった求人が沢山あるわけでもありません。

他者比較の際に、スキルや人物面で全く差がつかない場合には

「なんでうちの会社なの?」の部分が大切になります。


もちろん、返答の内容次第ではその段階に至らないことも多いです。

・求人を見つけたから応募しました
・家の近くにあるから応募をしました
・やってみたいと思ったから応募しました
・家族・友人の勧めで応募しました
・見ていてかっこよさそうだから応募しました
・楽しそうだし興味があったから応募をしました

こういった内容ですと、本人にとってはその通りかもしれませんが

面接の担当者が納得をして上長や採用の決定権者に提案をできる材料になるでしょうか?


「そうね・・・」というのが本心の部分であって
興味を持ってくれるのは嬉しいでしょうが「なんでうちの会社」となると
少し広すぎるといいますか

気持ちの部分しか伝わってきません。


仕事を決めるために応募をした沢山の企業の中の一社だとしても

採用が決まらないことには自分のキャリアの選択肢に上がりません。


イメージを沸かせて働きたいと思い応募をしますが
それは自分の中での話であって、志望動機とは必ずしもイコールではなくて
実際に「選べる」のは内定を得たあとです。

応募するかどうかを選べますが
厳密にはその会社を選べる段階には至っていません。
面接は実際のきっかけを伝える場ではありません。

お互いが納得して入社をして頑張ってくれるかを間見極めるための場です。


「働きたいから応募」したというのが芯の部分で
この業界でどこでも良いから働きたいという、業界へのこだわりがあったとしても
まずは自分が選択をできるのは採用という答えを企業からもらった段階だと意識すれば
選考段階で何をするかは見えてきます。

企業を選べる時代ではありますが、もちろん企業側も選ぶ立場にあって
そこで選ばれないといけません。そこで初めてテーブルに乗ります。

では、どのようにすれば良いのか?
ここに関しては企業によって異なりますが
いかにその会社について調べていて・・・

自分の経験から出来る仕事と求められる仕事を結び付けて、活躍しているビジョンを相手に見せられるか、が大切です。


会社を調べるだけなら誰でも出来ます。
ニュースや新聞で見たはもちろん、インターネットで記事を読んだり
会社のホームページを見ることで会社の情報を話すことは出来ると思います。

ただ、それは誰にでも出来ることですので「良く調べてくれているなー」という印象で止まってしまいます。

そのあとにある「それで?」の部分として
その情報を基に、自分の経歴やスキルを求人の内容とリンクさせて

「この会社だから自分はこれが出来る」とすることで初めて「どうしてうちの会社」という質問での差になります。


安定しているから、成長しているから、などなども誰でも言えます。
社員を大切にしているなどもそうです。

どこの会社でも言えるような綺麗な返答をしたのに上手くいかない場合は正にこれで

それではダメという話ではなくて、それでは差をつけられないという話です。


たとえ想定外の内容でも、そういう活かし方があるという発見になったり
そもそもそういった

差をつける意識って仕事をしていても度々出てくるものですよね。


営業であれば経験とともに商材特性を深く理解して他社との差を意識しますが
(良い点悪い点含め)
自分を商材と見立てた面接だとなかなか難しいのは
自分自身で定義して
見せ方までを考えなければいけないからです。

その上で沢山応募している企業それぞれに対して個別でカスタマイズすると
どうしても時間が足りないことが多いです。

業界や職種を絞っている場合は軸の部分は共通の内容で作れますが、企業に寄せて装飾をすることは必ず必要になってきます。

そこで活用するべきなのが転職エージェントの面接対策で

過去の面接情報を有しているほど強い武器はありません。

その中で上記のような差をつけるための内容に出来るように添削をしてくれますので、効率的に対策ができます。

同業界で複数社を受けている場合には似ている部分も多くて差別化も難しいので
そのポイントも一緒に考えてくれます。

面接官の不安を減らして、「自分自身」を差がつけられる人材として売り込む。

是非、意識してみてください。

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