志望動機を考える意味!応募することを自分が納得しているか?失敗しない転職のために
就職活動をしていると避けて通れないのが「志望動機」。
どうやって考えたら良いの分かりづらいですし
正直に話してしまって失敗をしてしまうことも多いでしょう。
作り方はもちろんですが、今回は少し違う視点でご紹介をします。
そもそもなんでその会社で働きたいのか?
働きたいから!
では理由になりません。
同じように考える人が沢山いる中で
選考とはそもそも様々な意味でより会社で活躍をしてくれる人物を厳選するために存在します。
そのような人物であることを相手に納得させることが第一になります。
好きだから興味がある!
これも理由ではありますがあまり強くはありません。
漠然としていて「何故?」の部分があって相手は理解をしてくれますが
それだけでは活躍をしてくれるかわかりません。
本心でしょうが、これらで上手くいかない理由があります。
好きだからなど多くの人に共通することはイメージの膨らませ方次第で現実の部分がわかっていないために
入社後ギャップを感じやすいので「やってみたら違った」という場合が多いのです。
実際に私生活でも「やってみたら違った」と思う機会は多いと思いますが
採用となるとお金も労力もかかるので「やってみたら違った」「やらせてみたら違った」は避けなければいけません。
もちろん、経歴という点でも避けなければいけません。
仕事を頑張れる人はモチベーションを維持できる人とも言えますが
「やってみたら違った」場合と何が違うのか?
そこに働く理由があるかないかどうか?
言い換えれば
仕事の目標をもって自分にとって必要な環境かどうか判断出来ているかです。
目指すべきものがあるから
得たいものがあるから
そのために自分に出来ること(役割)があるから
その環境で諦めずに頑張れる。
もちろん、目指せなかったり得ることが出来ない、役割を期待されていないと分かったらモチベーションを維持できませんので
本当に出来る環境かどうかの確認をしなければいけませんがこれはまた別の話です。
その内容があって
本当に自分が志望しているかわかります。
面接では内容が会社の求める募集要項に沿っている必要はありますが
「諦めずに頑張れる」かどうかを志望動機から見ています。
ですので
目指すべきものや得たいものがあって
それを自分の役割を見つけて実現できる環境であれば
スムーズに志望動機は組み立てられますし
面接官が求める質の回答もこのように完成します。
あとは内容と実情がマッチするかという話になってきますので
そのステップがあって土俵に立てると言えます。
今の環境に課題があるから就職活動をしていることがほとんどで
その課題が何かをわかっていて初めて今後必要なことも見えてきます。
今の自分と将来その会社で働きだした自分のイメージを比較して
何が改善されるのか?そのためにはどんな努力をする必要があるのか?
条件面だけに偏るとあまり上手くいかないとよく言いますが
自分に出来ることが欠けてしまっていたり
実情とのギャップが生じやすくどこの会社でも共通して言えることだからです。
全力で一つの会社だけ!に注力することは就職活動ではあまり現実的ではありませんが
募集をしている会社を探す際にキーワードを入力したり
検索軸を自分で設定すると思います。
その検索軸としたキーワードを深堀していけばよくて
業界に興味がある→何故?→職種に興味がある→何故?→自分の何を活かせる?
→この会社で何を実現したい?何を得たい?→今抱える課題はそれで解決できる?
自分で自分に確認をしてみてそれで納得が出来れば自分の立場での志望動機です。
そのうえで企業には採用する理由がありますので
企業の課題に対して自分の何を活かして解決が出来るか?を含めてあげれば良いです。
知らない会社のほうが多いと思います。
自力で得られる情報にも限界があるでしょう。
ただ、応募をするかどうか悩んだときに
このように向き合って考えてみるとより合った環境を見つける手掛かりになるでしょう。
漠然とした理由で採用をされることももちろんありますが
向き合うのが入社後になってしまい向き合った時には後戻りが出来ません。
就職活動の成功は仕事を決めることではなく
今抱える課題を解決できる環境に就職をすることです。
課題の大小は人によって価値観が違いますし
どんな課題が良い悪いという話でもありません。
ですので自分でしか決められないのです。
あとは通過するかどうかの話になりますが
焦りもあれば通過しなければいけないという立場にもなりかねません。
ですので、向き合う際には向き合う対象になる企業の数やその企業の情報が多いに越したことはなく
転職エージェントなど使えるサービスを活用することも幅を広げるための手段です。
なんとなく就職活動をして上手くいってしまうこともありますが
確度を上げるという意味で参考にしていただければ幸いです。
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