転職のメリットとデメリットは?転職を希望する理由と関係があります

今の仕事嫌だな、辞めたいな!

そう考えてまず頭を過ぎるのが「転職」です。

転職をした方が良いのか?
しない方が良いのか?

自分で決められない時に身近な頼れる人に相談すると思います。経験がありますが、多少は助けてくれないかなという期待も込めて。

でも、実際に求めるように助けてくれる人はあまりいません。
アクションを起こすと責任が生じて
何より職そのものを動かせる人こそ採用には慎重になります。
職場の悩みを相談したとして、就活用ではなくリアルな部分の話ですと、何かしら職場で共通した問題は必ずあるからです。

それでもヒントをくれる場合があるのは
相談した悩みが具体的に解決ができる見込みがある場合です。

ただ、最終的に決めるのも行動するのも自分自身です。

話は戻りまして

どうしても耐えられない状況であれば環境を変えることだけでもメリットはありますが
「辞めるために」転職をしたい場合は
仕事として改善したいことがあるわけではなく
今の職場を離れることが目的ですので
職場に対して改善したいことがあるということが多いです。

ほとんどが人間関係や上司との相性、カルチャーなどですね。

漠然と「人間関係が上手くいかなくて転職したい」と相談をしたとしても
人間関係を良く出来る保証もないですし
そもそもそうなってしまった原因があったのでは?と考えてしまいます。

そうなると新しく職場でも色々な人がいますし色々なルールもありますので
本当に解決が出来るかわかりません。
仕事の内容で壁にぶつかって転職を後悔してしまうかもしれませんので

そういった見えない部分にデメリットが隠れています。


年収をわかりやすく上げたい
成果給として結果をしっかり評価に反映してもらいたい
今の環境ではできない○○の仕事をやりたい
成果給ではなく固定給の仕事をしたい
土日休みの仕事がしたい

これらのように具体的であれば実現させたいことも明確なので

その条件だけで見れば転職が成功したらメリットがあります。


それぞれを実現させたい理由は置いておきますが
前者であればどこの職場でも起こり得ることで約束が出来ないので助け難く
後者であれば何を目指したいかもわかりやすいので助けやすいとも言えます。

実際は転職をしたい理由は複数の内容が積み重なっていますので
具体的であればあるほど
そもそも転職先で働くべきかどうか判断する材料を持てているということですので
全ては無理でも

解決出来る課題の量が多ければメリットがあると言えます。


マイナスからの転職もあれば
プラスαのための転職もあります。

具体的で前向きな内容であれば

就職活動の対策として志望動機と退職理由にしてもその理由が明確であれば面接官も納得しやすいです。
その上でお互い納得をして内定まで向かいますのでメリットがあると言えます。

あまり前向きでない内容であれば

ただ嫌だからだとそもそも企業にとっては採用をするメリットは少ないです。
その嫌な理由が前向きなものであれば良くて
自分をより活かせる仕事という視点でしっかり捉えているのであればメリットがあります。

「営業で数字に追われることが辛くて事務をやりたい」
「新規開拓営業が向いてないからルート営業がやりたい」
これだけだと企業側も雇い入れるメリットは見つけられませんし、あなたにとって本当にメリットのある転職になるのかはわかりません。

事務も仕事に追われることはありますし
ルート営業も営業ですので数字を求められます。
その仕事をしてきた中で活かしてきた
他にはない強みや、評価はされなかったけれども抜きんでていたスキルがあって
それを突き詰めたいからということであれば前向きになります。

抽象的な内容であれば

就職活動の対策としてはそもそも別の志望動機と退職理由を考えることから始まります。
どこでも起こり得ることなので上手く進まない可能性が高いからです。
ただ、そのように作った台本が本心でなければ
本来知りたいことを確認もしていませんので
入社後に苦労をしてしまう原因になってしまうかもしれません。

ですので、確認をしてはいけないことではないので
確認をする場面や表現を変えて、分けて考えてみてください。

正直なことはとても良いことですが
ビジネスですと直球が常に効果的なわけではありません。

直接聞きづらいことが多いでしょうから
間接的な手段として転職エージェントに面接の報告をする際に確認をしてもらったり
詰めの段階で直接職場を見せてもらうなど別の手段で見極めることが得策です。

志望動機を作ると言いますが

納得ができなければそれはあまり前向きにならない転職になる可能性が高く

何をして何を目指したいかが具体的に見えていれば

自分で納得して志望動機を作れます。

その場合は実現できた際のメリットが見えているということです。

転職をしたい理由は一つではなく

転職はメリットもありますしデメリットもあります。

デメリットをメリットがどれだけ上回るか?
一つ一つのデメリットが許容範囲を超えないか?
が大切になります。

条件はとても良いけど通勤に2時間かかる。
通勤という内容で許容範囲は人によって違うでしょう。

準備の段階での違和感がある場合はそれが予兆になりやすいです。

本当に大丈夫かな?という不安は誰もが持っていて、そのために情報を集めます。
その不安とは少し違うものです。

志望動機が作れない場合はそもそも働くメリットが見えていなくて
いくつかの会社を受ける中で退職理由に納得してない場合は辞めるメリットがあまりないことを知るキッカケになります。

嫌だから辞める!ではなくて
何で嫌なのか?何が嫌なのか?
それを解決する方法は何なのか?
と考えた上で過程の一つ一つに対して正直に向き合うことが良い判断をするために必要です。

極端に考えないで総合的に考えることで

少し視点は変わってきます。


筆者も過去に悩んだことのある内容ですので、一つの考え方として参考にしてもらえましたら幸いです。

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