仕事で勉強が足りないと言われたけどやる気になれなかったら
仕事をしていると覚えることはとても多いです。
仕事の難易度の違いはありますが、日々良くしていくためには
知識の習得は大切です。勉強です。
会社で評価の項目になっていたりもしますよね。
上司との面談で「もっと勉強をして~」と言われて
とりあえず本を買ったりするけれども頭に入ってこないしやる気がでない。
そんな時どうしていますか?
もちろん勉強をしないことも一つの選択です。
しかし、それなりの評価になります。
言われた内容を覚えるために勉強の時間を設けることも知識を習得するためにやることですし
仕事をしていくなかで実際に言われたことをやってみて覚えることも出来きます。
ただ、これだと
「言われたこと」を指示があって「やらなければいけないから」やっているので
自分の意志ではないためにやる気がでません。
達成した場合の条件があるなら別ですが、だいたいは「当然」だと思われているから指摘を受けている内容なので
それが出来る出来ないが仕事が出来る出来ないという評価に結びついてしまいます。
どうせやらなければいけないのであれば
前向きに取り組みたいですよね。
私生活であれば必要な情報は自発的に調べて実践できるのに
仕事になると調べることは出来てもどう学べば良いのかわからずに
「調べること」で終わってしまうのはなぜか?
勉強をしようと準備をしても前に進まないのはなぜか?
そもそもわからないから調べるのも
具体的にわからないことがあって必要性を理解しているから調べます。
わからないままで良いことは調べません、必要ではないと思うからです。
得た知識は何かの目的があってのもので
その知識を得たら
具体的にどうなるか?
何が出来るか?
がわかるから学べます。
仕事でこの業務がもっとやりやすくなる
成長ができるなど
自分自身で考えられるからやる気どうこうよりも自然に行動を起こしています。
得た知識を使う場面のイメージを具体的に持っているからこそ頭に入ってきます。
「やらされる」と勉強しようと思えない理由は
そういった具体的な道筋が描けていなくて
「言われたことをやる」にゴールを見てしまっているからです。
それでも「何に知識を使うか」はイメージが出来ているから
やるべきことが勉強だと理解はしているわけです。
ですので
「どう使うか?」を具体的に考えてみることで
どう学ぶか?が見えてきます。
実際に仕事で任されている業務を思い返して
失敗した経験から「こういう知識があれば」失敗はしなかった
成功した経験から「こういう知識があれば」もっと良い成果が出せた
そのように落とし込めていけば目的も見えてきます。
営業トークのレパートリーが少ない!
プレゼン資料がまだまだ!
など、指摘はザックリな場合が多いです。
例えばですが
営業であれば結果を出すために
商品知識や営業トーク、資料作成
事務職であれば効率を上げるために
PCスキルや数字の管理、法律関係やルール
など、その中でも~の部分ってあまり教えてくれません。
全部を覚えるとなるとそれこそやる気は出ません。
何が足りないかわからないと何から取り掛かってよいか?もわかりません。
人によって活かす内容も違うでしょう。
沢山ある情報の中で「何が必要か」特定するためにも「どう使うか?」を意識するとより細かく見えてきます。
丸暗記ではなく覚える意味を理解して知識と仕事を結び付けていくことで
必要性を見いだせていけます。
誰かに言われたから
自分自身で必要だと思ったから
それぞれキッカケが違うだけで勉強するべき内容がわかった瞬間で
そのあとのステップが少し違うだけですが
最終的なゴールは共通して仕事で使えるように習得することです。
やっている仕事や職種で学ぶ内容も異なりますが共通するものもあるでしょう。
時間を設けても仕事で活用出来て意味をもちます。
なんで覚えなければいけないのか?と質問をして
「必要だから」とだけ返事をされたとしたら
そういうものだからとしか考えていない可能性があります。
なんで必要か?にたどり着ければその人に差をつけるチャンスです。
「やらなければいけない」だと今がダメだと思ってしまいやる気はあまり出なくて
「もっと良くなるために」だと今だけでなく努力の結果に対しても前向きですよね。
知識に無駄はなく、言い方や伝え方によってだとは思いますが
せっかくならポジティブに学んでいくために、参考にしてみてください。
「決まりだから」「必要だから」等、なんで?の部分が全くない指示ばかりでこうはなりたくないと思っていても
数年後には同じようにそれが「当たり前」になっています。
どうしても前向きに取り組めない、そもそも具体的に考えることがわからないことで悩んでしまっていたら
自分自身で必要な知識を習得することに積極的になれる業種を調べてみたり
事前にスキルを活かせてやるべきことが明確になることが転職のメリットとも言えますので
新しい環境を探すことを始めてみても良いかもしれません。
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