業界らしさと雰囲気から仕事の相性を探る!理想の働き方を実現するために大切なこと
筆者が社会人になりたての頃から不思議に思っていたことがあります。
会社の先輩などがよく
「あ、あの人〜業界っぽい」 と言うんです。
言われてみるとたしかに「ぽい」んです。
学生時代の友人が働きだしてから雰囲気が変わったり、話し方や接し方も変わったりすることがありますよね。
業界の色や組織の色というものは明記されていませんが
お客様や組織内で好まれる人物像はある程度決まっていて
自然と適応していくのでしょう。
育った環境で人は大きく変わりますが
生きていくために適応していく結果であって
サラリーマンは特に顕著に差が出ます。
業界や企業の特色が大きく影響するわけですね。
加えて、採用の段階で
その業界に適応できるか?
その企業に適応できるか?
を採用基準として設けています。
人事が見極めて多くの応募の中から
「より適応できる」と判断をして採用をしていますので
客観的にみれば適応できる人物としてのポテンシャルは確実に備えています。
その際に主観での考え方や「こうなりたい」という理想が
業界や企業の特色とぶつかることで、入社後にギャップが発生する大きな要因です。
仕事内容のマッチングはすり合わせることができますが
上記の内容は実際に働く人物・接する人物を見ないとわからないのが難点です。
「自分の目指す先輩を見つけな」とアドバイスする人がいますが
見つけられた場合は自分の「こうなりたい」に近い先輩でしょうから
あなたにとっては良い職場になる可能性が高いです。
転職回数が少なかったり新卒の場合は
判断材料が少なく、見知も広いわけではないので「こうなりたい」を広げてみても良いかもしれません。
今まで出会ったことのない人と出会うわけですから
自分が全く聞いたこともないような
考え方や働き方、もろもろの価値感を持ってる人も必ずいます。
そういった人が全くいない場合は、キャリアの転換期かもしれません。
「これも理想の自分に取りいれてみたい」
という視点を持つことで、人は感化されて
行動を起こし
「こうなりたい」がどんどん研磨されて具体的になっていきます。
過去の自分が考えた理想よりも
現在の情報量の増えた自分が考える理想は
より自分の意志ですよね。
「あのころはこう思っていた」と過去を軸に持つことも大事ですが
数々の変化に対応してきて培ってきた今の考え方や
作り上げてきた現状から、最善の答えを見つけ出しすことが
自分自身のキャリアを今の社会に適応させていくってことだと思うんです。
一度大切にした「こうなりたい」は常に追いかけていいんです。
仕事だけでなく、オシャレや健康など
「こうなりたい」という自分を追いかける内容も
なにかの影響を受けて随時変わっていくと思いますし
大きなモチベーションになるでしょう。
自分をより良くしていくために、人は日々努力していますから。
努力の幅が異なるだけです。
そのためにお金にストイックに働く人だっています。
業界や企業の特有の文化から生じるギャップは過去に記事にしており
構造を説明していますので、是非ご一読ください。
業界や企業の置かれる環境に適応して今の自分があります。
様々な環境を経験している方は、それだけ適応してきた数も多くて
合わせた独自の考えにたどり着くことも多く
情報の選択肢が増えます。
(部署移動、転職、様々な理由から)
企業に染まるという言葉がありますが、「染まる」と「適応する」は
ニュアンスが異なります。
悪い部分や固執した考え方など、他の分野で応用できない部分に関しては「染まる」
働きやすい環境を作るなど、必要な情報を習得して自分で判断して作ってきた部分は「適応する」
これらを実行するかどうかです。
これは「凝り固まる」と「都度、柔軟に対応する」とも言えます。
会社が変わらないとしても環境は変わります。
社会が変わると会社も仕事の内容も変わります。
伴って、あなた自身の選択や行動も変わりますし、誰に言われるでもなく
自分の判断で動くための手段は沢山あります。
広い意味で、世の中の動きに適応することで最善の策を選び、道を描いていくことが大事ですね。
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