仕事の対価〜入社後にギャップを感じないために!転職時に想定されている仕事の質と給料の関係性を理解する
夏に向けて転職活動をする方が増える時期ですが、市場価値だけではなく、自分の仕事の価値と言いますか
「適正な報酬」を求めて活動をしていると思います。
中途採用で選考が通過し、条件面の話になります。
想定年収というものがどういうものか意識したことはありますか?
大前提、入社前や入社直後は企業からのあなたへの評価は「想定」です。
なぜなら他社で実績があったとしてもその会社で働いたことがないからです。
過去の実績や人柄をベースに会社で業務を遂行して求める結果が出せるだろう
という人材を採用するわけですが
実際に働いてもらってから、その真価は問われますよね。
出来ない業務を出来ると伝えて入社した場合は
1年後の評価でおそらく痛い目に合うでしょう。
想定年収は、あなたの働きで予想できる価値の見込みが提示される年収になります。
何もしなくても将来必ず同様にもらえる額ではありません。そのために査定の期間があります。
例えば
提示された年収が400万円だとしたら
400万円を支払うに値する仕事をしてくれると想定して企業は採用します。
(ただ、その400万円相当の仕事の線引きも会社によって異なります)
あなたが入社後に一定期間でしてくれるだろう仕事の価値が直接年収になるわけです。
そこに、若手の場合は将来の成長の期待値を加味して判断します。
ですので、募集要項に合った仕事を遂行できれば400万円の仕事をしたということで
それがあなたへの評価です。
それ以上の働きをすれば評価は上がりますし、それ以下なら評価は下がります。
言い方を変えれば
コミットしたKPIや設定した目標の達成が出来れば400万円ということです。
会社が求める仕事の質や内容は求人票の確認や面接を通して理解し
それが金額として表示されたものが年収ということです。
年収があって仕事ではなく
仕事の内容と目標があっての年収ということですね。
ですが、全く同じ内容の仕事でも求められる目標は企業によって異なってきます。
あなたのキャリアの経験や実績から、出来る出来ないを判断するのが選考で
その結果、これくらいの対価に見合う仕事をしてほしいという判断材料が年収です。
そこでお互いが納得するために条件交渉という場があるわけで
自分自身では自分自身の価値が分からないことがあると思います。
なぜなら情報が少ないので 根拠をなかなか用意できないからです。
(他社情報、他の同様の人材の年収など)
転職エージェントはその点で情報を蓄積していますので
あなたの市場価値を明確にしてくれます。
そういった点で、あなたの市場価値を知るためにも一度相談してみてもいいかもしれません。
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