なぜか仕事が上手くいかず信用されていないと思ったら!「多分」「かも」を頻繁に使っていませんか?

なぜか上手くいかないし、周りの人が冷たい!何もしてないのに!
そういった状況って意外とありますますが
理由を言ってくれないことが社会人だとほとんどです。
それは職場のメンバーは選べないので
関わり方を選び「最低限しか関わらなくても良い」ためです。

様々な理由がありますが、そのうちの一つをご紹介します。

仕事も転職活動でも共通してビジネス上のやり取りです。
そんな中で「約束」は必ず守らなければいけません。

日程調整などは特にそうで、不確定な予定に時間を使いたいという人はいません。

「多分、大丈夫です!」
「大丈夫そうかもしれません!」

上手くいっていなかったり、周囲との違和感を感じたら・・・

無意識にこのようなフレーズを頻繁に使っていませんか?


就職活動では
面接の日程調整を進めている中で上記のような返答をされると
大丈夫なのかな?と不安になってしまいます。

「多分〜かも」だとしたら

それは100%ではなく「ダメな場合」もあるということで

約束を守れない可能性が前提にあると考えてしまいます。

仕事でも同じように約束をするのでは?と考えてしまうと、そもそも面接をするにしてもマイナスからのスタートになります。

仮予定として事前に確認をするという工程があってなら良いですが
本予定を決める場面で実際にそのようにしてキャンセルをしたことがあったりすると
「約束が出来ない人」=信用ができない
という評価にどうしてもなってしまいます。

もちろん、仕事では使わないといけない場面もあります。

調べないとわからない即答ができない内容はその一つです。

中途半端な約束をするほうが問題になります。
持ち帰ることも信用してもらうためには必要なコミュニケーションです。

限りなく問題がないが自分だけの判断では進めることができずに確認が必要な時も一つで

決済権や実務担当者の確認をせずに勝手に進めてしまったほうが問題になりやすいです。

どちらも「多分~」のあとに「確認をしますので明日の17時までに時間をください」

と付け加えることで相手も状況が理解できますので
明日の17時までに「大丈夫です」と確定をさせられれば良いです。
ダメな場合はそれこそ相手は待っているわけですから早く連絡をすることが誠実です。

相手も返答が必要だから質問をしてきますので

何をしたら安心をして待ってくれるか?を意識することで初めて成り立ちます。


では、印象が悪くなるパターンはというと
  • 自分ですぐにわかるはずの自分自身のことを確認されている場合
  • 第三者に依頼していて自分が不確定な情報から約束を守れずに誰かを巻き込んでしまう場合
そして
  • 調べる時間をもらったにも関わらず最終的に「多分」と返答してしまった場合
です。

スケジュール調整などは特にそうですよね。
「自分だけで決められること」を自分で決められないと思われてしまって
それだけで印象がとても悪くなります。

第三者の転職エージェントなどの仲介がある中で「多分」と軽く進めてしまうと
信用をされずにあまり転職活動が上手くいかなくなってしまう可能性もあります。
確認をしたうえで「多分」と言ってしまうと「確認が出来ない人」と思われてしまいます。

すぐに使えて線引きが出来る便利な言葉ではありますが

仕事だと質問の内容ってだいたい具体性を求められているので

「多分」「かも」では具体的ではない場合に使われる表現ですから、受け手は構えてしまうんです。

自分自身のことって自分で確定させることが出来ます。むしろ、自分でしか確定をさせることが出来ません。
面接で自信を感じなかったというフィードバックがあったときの理由の一つもここです。

複数の条件を満たさないといけない場合は「確認の時間をください」と時間をもらって
確認のうえで「大丈夫です」にすれば良いです。
イエスかノーか、具体的な質問であれば具体的な数字での返答があって
始めて先に進みます。

まとめると「かも」や「多分」では約束が成り立ちません。


やっぱりダメでしたという状況は時間やコストの観点からも避けるべきもので
仕事では純粋にリスクと考えられてしまいます。
ですので信用が出来ないと思われたり、しっかりとコミュニケーションがとれない人という
仕事上での印象ってこういった部分の影響を大きく受けます。

絶対に誰もわからないような会話上での質問とか
日常会話で興味がない内容に対する返事なら良いです。

極端な例だと
お客様や取引先に商談をするための日程調整をしていて
「多分、火曜日は大丈夫かもしれませんので、そちらでお願いします」と言ってしまったら
おそらく、その商談は上手くいかない、もしくは商談自体がなくなってしまうでしょう。

本人は大丈夫だと思っても

相手は日程を確定させることが出来ません。

「やっぱりダメだったのでリスケをお願いします」の可能性があり
その可能性がいつになったら無くなるのかを知ることも出来ない(伝える意思を感じない)ためです。

別の例だと
「多分、その日は予定が入るかもしれませんので別の日にしてください」→(別の日で調整後)「やっぱり大丈夫だったので最初に話した日にしてください」

「多分、4万円です!いかがですか?」→「すいません、やっぱり5万円でした」

「多分、〇〇機能はついていますよ」→(購入後)「すいません、やっぱりついてませんでした」

振り回されてしまいますね。

意外とこういったコミュニケーションを無意識にする人はいます。
本人にそういった意識がなくて、日常的な言い回しとして使ってしまうのでしょうが

仕事ではそういった無意識な部分がとても見られていて

本人は意識にないために気づいていないという状況はこのケース以外でも良くあります。

沢山の人と関わる中で受け手それぞれの考え方があるために
全員に良い印象を常に与えることはかなり難しいです。

ただ、仕事を進めるうえで大前提となる約束などの

中途半端にしてはいけない

確定させなければいけないポイントを理解して

まずはその部分だけでも相手を不安にさせない言動をする意識をもってみてください。


頑張ったけど質問に正確に答えられないことよりも
質問に中途半端に答えて守らないほうがよっぽど印象は悪いです。

「多分」「かも」の頻度が高い方は是非、参考にしてください。

逆にそういったコミュニケーションに振り回されてしまっていたら具体的に誘導してメールなどで残すことでいくつかの意味で対策になります。
約束を守らせるため、約束を形に残すことで守らなかった時に中途半端にしないためにです。
それで改善されれば一番良いですね。

頻繁にこういったコミュニケーションが発生している職場で
日々あまりにも振り回されてしまっていると自分でもストレスを抱えて不満に思っている場合は
上記の逆説で具体性を相手に求めることで表面上の改善は出来ますが、中身が変わってなければ結局起きる事態は変わりません。
以下を参考に新しい環境を探すことも一つの選択肢です。

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