上司との付き合い方に悩んでしまったら！職場での上司の想い部下の想いを考える

人間関係って一度拗れてしまうと修正が難しいですよね。

上司との関係性から転職を検討する人は言うまでもなく多いですが実際はコミュニケーション不足が原因なことも多いです。

厳しい表現をされたとしても、実は信頼されている場合はあなたに対する期待値も高いので

考えている評価や印象とのギャップからコミュニケーションに顕著に表れます。

仕事に関しては

1日8時間以上一緒に過ごすわけですし

「利益」を求める集団ですから

余計に細かいことが気になります。

それは指摘するほうも指摘されるほうも同様です。

距離が近すぎても遠すぎてもギャップは発生しやすく

バランスをとってやるというのも非常に難しいミッションだと思います。

例えばですが

土日でも仕事をして完遂させるという思考の上司と

土日はしっかり休んでメリハリをつけてやるという考えの部下

その時点で進め方にズレが生じますよね。

ただ、共通していることは

「仕事を完遂させる」ということで

スタンスが違うだけです。

そこももちろん、価値観としては非常に大きいですが

曲げられないこともあると思います。

全員が全員、同じ環境にあるわけではないですから。

その中で意識することは実はシンプルで

上司はこの仕事はこういう風に進めればこのような結果が出る

と仮説と道筋を立てて進めています。

部下がこのような役割を持って計算通りに進めれば

こういう結果が得られるとコントロールしているわけです。

その進め方にズレが生じると指摘が入るわけです。

ちゃんとやってるのに何で？

イラっとすることもあるでしょう。

最悪の例だと、この日までにやると言ったことをやってない場合は

進行に大きな修正が必要になりますよね。

それも上司の大きなストレスになります。

その場合に前記事『あなた自身のコスト意識』で紹介した内容でも改善できるとも思いますが

上司が描く道筋と上司にとっての「完遂」を理解しようとすることが大切です。

チームや部署にとっての完遂が出来れば指摘も本来は受けません。

力量から出来ると判断し、期待して仕事を任せるわけで

「なんでやってないの？」

「なんでこうなったの？」

というガッカリ感は非常に大きいものだったりします。

そんな中で重要なのはやはり「確認」になります。

スタンスについて感情的にぶつけても仕方ないので

ミッション自体の道筋を確認すれば、大きくズレることはないはずです。

ゴールしか教えてくれない場合は、そもそも道筋は自分で用意してくれというスタンスだと考えられるので

自身で考えた道筋自体を確認するようにしましょう。

この案件に関しましては

この手段を利用して

このくらいの期間で

このように進めれば

これくらいの効果が見込めるので

ゴールに到達できると考えています。

プラスαで

代替え案や補填案もセットにして

承認を得ると

それが共通の道筋になりますので

その通りに進めれば上司が描く「完遂」に近づけます。

そうすればお互いのストレスの原因になる「指摘」も減りますので

円滑に進めることができるのではないでしょうか。

当たり前のことですが、実践するのは実は難しく相応の勇気も必要だ思います。

しかし、一度やってしまえばそれが当たり前になります。

あなたのスタンスに関しても「完遂」できれば、それが良しとなります。

仕事によって期間も違いますし

仕事を組み立てる上で必要になる仕事も多々あります。

上司に気を使えとかそういう内容でなく

これは一例ですが

あなた自身がやりやすくするために

ギャップを減らしていく努力は必要なことだということを

改善の参考にしていただければ幸いです。

ただ、努力しても指摘を受け続けたり

より厳しい環境になるようだったり

そもそも上司がゴールのイメージをコロコロ変えるはっきりしない不安定な人だった場合は別の問題がある可能性も高いです。

その際は、あなた自身のために、改善や本当に活躍できる環境について職業情報のプロに相談することも一つの選択肢かもしれませんね。