【面接対策】面接で自分の人柄とビジネスマンとしての自分に興味を持ってもらうための質問の答え方
面接をする側になるとしっかりと自分をアピールしてくれる方がもちろん多い印象を受けます。
その中でもどのようなアピールが心に残るか、一例を紹介したいと思います。
(極端なケースで書いております)
①
■あなたの強みはなんですか?
明るい人柄です。いつも明るく笑顔で過ごしております。
■それを当社の業務でどのように活かせますか?
明るいキャラクターでしっかりと挨拶をして職場に活気をもたらせますし
お客様にも良い印象を与えるの で貢献できると思います。
②
■あなたの強みはなんですか?
ヒアリング力の高さです。前職では採用に関する課題解決型の提案営業を行っており
お客様の課題を理解し、提供できる適切なサービスを具体的に課題に当てはめて
効果やリスクを予測した上で提案していました。
その結果、1年で103社のお客様に納得して契約をしていただき
売上としては在籍期間での年平均で7,200万円の実績をだすことができました。
■それを当社でどう活かせますか?
課題解決型の提案営業をすることで貴社の営業が抱える課題の解決に貢献できると考えております。
貴社の取り扱う商材の従来の営業は御用聞き営業がメインであり、価格競争も起きています。
他社との差別化を勧めるためにも、付加価値をつけられる営業活動ができるようにすることが現在の課題だと私は考えております。
お客様が出来る限りコストを抑えたいという状況で
貴社商材導入のメリットとお客様の本当の課題を提示することが必要で
私の経験を活かした営業に取り組んで数字を出し、評価いただけましたら
ノウハウを共有することが出来ますので、営業が抱える課題の解決が出来ると考えています。
①と②、両方とも良いことです。明るいこともとても大事ですし、笑顔も大事です。
ただ、あなたが質問をする側として(採用基準や求める人材の層にもよりますが)
この後に質問をする場合はどちらがしやすいですか?
①は「そっかー」で話が終わってしまい、全く別の質問に進んでしまう可能性が高いでしょう。
②は「具体的な事例を教えてください」など次の質問につながりますよね。
「すごい実績ですね、苦労されたこともあったのではないですか?」などの質問も考えられます。
あまり質問をしてくれなかったなーと思った場合は
「質問をしたい」と思われる内容の話を出来ていなかった可能性があります。
質問をする=興味がある=確認したい
もちろん、事務的な質問や会社として必須項目の質問もありますが
あなたがどう答えるかは面接官には事前にはわかりません。
ですので、その場その場でお互いが伝えたいこと、聞きたいことを考えながら面接は進むので
短時間ですが疲労感がすごいですよね。
面接を受ける側は会社の情報を基に準備ができるという強みがあります。
「いい人だなー」という印象で終わってしまうと
選考の土俵には立ちますが、同じような「いい人」で
具体的な数字や時間軸をまずは概要で説明し
そのあとの質問に備えて、具体的な例を用意することが大切です。
どのように頑張ってくれるのか、面接官は知りたいんです。
営業活動も同じですよね。
「この商品良いんですよ」
「この商品は△という問題を〇%改善できます。なぜならこういう効果があるからです」
具体的に働いているイメージを持ってもらう
そのために必要な情報は提供しないと
面接官はすべてを聞いてはくれません。
質問にある強みや弱みはスキルとして実績につなげられるものであって
人柄やイメージではありません。
なぜなら、そのあとの「働くイメージ」を膨らませるための質問につなげられないからです。
人柄やイメージである場合も
この考え方は、仕事を進める上でも大事だと思います。
企画して提案をする場合にざっくりとした内容では
なかなか相手もOKはだせないです。
「本当なの?」の部分が非常に重要になってきますから。
ビジネスの日常が凝縮されているのが面接だったりします。
面接をする方、これからしてみようと考えている方
日常業務でなかなか考えが伝わらない(伝えてはいるけど納得してもらえない)
方には少しでも参考になれば幸いです。
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