職場の雰囲気・チームの雰囲気〜職場に馴染めないし自分に合っていないと悩んでしまったら

休日を除き、毎日通い、毎日顔を合わせる職場のメンバー

もちろん、良い雰囲気のほうが良いですよね。


過去に転職を数社経験してきて

良い雰囲気の職場もあれば、最悪な雰囲気の職場もあり

中には最悪だったが、良い雰囲気になったケースもありました。


最悪な時はなんとも言えないがっかり感と、また就活しないといけないのかーと頭をよぎって全部が悲観的に写るようになったことを覚えています。

雰囲気とは受け取り方の価値観で自分自身との相性が大きく影響します。 


会話がなく、やりとりはすべてメールの職場が筆者は合いませんでしたが

逆に会話なく仕事を黙々とやりたい人にとっては最良の環境かもしれません。


私は、笑い声があり成功をみんなで喜ぶ明るい職場が個人的には好きで、そういった雰囲気を作る様に心がけて日々仕事をしていますが

そういった環境にアレルギーがある方もいるはずです。


郷に入っては郷に従うという言葉がありますが

どの組織に属する上でもスタートアップでない限り

もしくは、そういった環境を変えることをミッションとして入社した場合を除いては

最初は元々ある職場の雰囲気に自身が合わせる必要があります。


お互い気を使っている環境の場合はどんな風にしたら良いか?と探り探りになりますし

来たからには合わせてねスタンスの組織もあります。


これは転職をした際の最初の壁として立ちはだかります。 


優しくされすぎても気が引けるし

放置されすぎたら、なぜ「仲間」になったのかわからない。


必要だから採用したんでしょ?

思ったことがある方もいるのではないでしょうか。


原因はいくつか考えられますが


「新人教育に工数を割く余裕がない」

「そもそも即戦力前提で入社している」

「退職者が多いのでいちいち気にしていられない」


などが主なものでしょう。 


入社をしてから、入社前の調査が足りなかったと後悔してしまうでしょうが

そもそも入社前の調査には限界がありますし、良い面を見る機会が多いためギャップは発生します。


採用に配属先の人間が携わっていない場合は特にです。

職場の雰囲気=一緒に働く人

と言っても過言ではないですからね。 


キャリアの道筋がしっかりしていて、それに必要だと考えて事前に打ち合わせを重ね入社したにも関わらず

道筋から剃れる仕事をすることになった場合は今後について考えても良いとは思います。


一旦のゴールの時期を決めている場合はその時間が大きな負担になるからです。

しかし、初めての転職などで起こりうる可能性が高いことだったりもします。


・経験がなくてもある程度の低いバーで採用される=退職が多い環境の可能性

・転職ノウハウがほとんどないために判断基準がほとんどない

・比較対象が前職しかないため極端に異なる点ほどネガティブに映る


という理由からです。


判断材料が複数あれば、このパターンだとか

複合的に判断することが出来ますが

会社・職場・職種とすべてが異なる場合は

少しの嫌な出来事がより顕著にネガティブになります。


しかし、入社したからには後悔していても仕方ありません。

「早期退社 転職」などと検索しているかもしれません。


ギャップが起きてしまった事実を受け止めて

その中でやれることをするしかありません。

一番シンプルなことは「結果を出す」です。


転職の場合は職種も決まっており、コミットしなければいけないミッションも決まっています。

要は「それをやってくれ」と指定されているわけです。


余計な仕事ではなく、まずは指定された結果を出すことを意識して

「認められる」ための期間だと思って過去の経験を活かして仕事を進めてみてください。

それで結果が出たら、あなたの今までの経験を活かして新たに注いだ他の人がやっていないエッセンスが

「成功事例」になります。


「結果を出す」も全体の目標達成はもちろんですが

「初受注」「高難易度攻略」などポイントポイントで判断されますので意識してみてください。 


要は「注目されやすいポイント」を意識しておくことが重要です。


自分の得意な分野、かつ、他の人が得意としていない分野を理解しておくと社内における結果につながりやすいです。


今回は査定や評価という絶対的な話ではなく

「まず、認められる」という入口の話ですので、少々テクニック的な内容になっております。 


そこで認められることで

「あいつはここが強いから、ここは聞ける」という印象がついたら

その分野に関してはあなたの発言が肯定的になります。


★合わせて社内でのコミュニケーションのとりかたも記事にしています


それの繰り返しで認められ、徐々に自分の雰囲気をチームに反映することが出来るようになります。


筆者はそうやって、笑い声の一切ない、オラオラ絶対王政の雰囲気を変えて

自分「も」居心地が良い側面を持つ雰囲気の職場に変えることが出来ました。


なぜ、「も」なのかというと、私だけに寄ってしまうと全員にとっての良い職場にはならないからです。


チームメンバーの個々の特性や好みを理解し

チーム内でのシンプルな「役割」を定義づけてあげることで

全員が高い満足度を維持できると経験してきました。


ただ、意識していることの一つとして

100%居心地が良いとだらけるので、メンバーに合わせることで多少の負荷は必要です。


モチベーションややる気の観点からもそうですが、そうしないと人は成長しません。


それはなぜか?


あなた自身が、上記にあるような「自分を認めてもらう」=「自己表現を実現させる」プロセスの中で

自己理解を深め、結果に貪欲になり、様々な攻略に必死に頭を使って実践してきたと思います。

これも、負荷があり、もっと良くしていきたいという意志からあなたを動かしたからです。


大前提、職場環境は、あなたのために作られていません。


受け入れる側も今日きたばかりの、昨日までいなかったあなたのことを理解できるわけはなく

構造上、全部を変えることは不可能です 。


全員が同じような人物になるように、採用基準の時点で設定することもできますが

今回とは論点がずれるのでまた別の機会に。


全員が個性を持っているから良い効果を継続して生み出せるというメリットがある中

あなたのために職場環境があるのではなく、自ら働きかけて作っていくことを意識していくことで

将来、マネージメントに携わる時の土台もできるのだと筆者は考えています。


チャレンジして結果も残しても何も変わらない場合は、環境を変える選択をすることも一つです。

時期は関係なく、道筋を変える手段はいくらでもあります。

決して「あなた自身のキャリア」には諦めないでくださいね。 

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