会社を辞める自分だけの理由!周りに左右されないキャリアを描く大切さ

夏季休暇の時期になりました。
会社によって期間が異なったり、むしろ繁忙期であったりと状況が違ってくるでしょうが
何かしら将来について考えることが多い時期です。

友人や知人と話す機会が増えるから
みんなが休んでるのに休めないから
キッカケは様々ですが、それぞれが普段から思っていることを再確認するとも言えます。

会社が嫌だから辞める!嫌にも沢山あって耐えられないのであれば身を守るためには必要な判断ですよね。

退職をする理由も人それぞれですが
過去に実際に話を聞いてきたなかで
その人固有の退職理由であったことは少ないと感じています。

一般的であったり誰かと同じであったりと
面接用に準備した理由は論理的な内容のものが多いですが

真意の部分は共通していて

このままで良いのか?という将来への不安です。


それは労働時間からの体力的な部分でしたり
お給料という人生設計の部分であったり
ストレスとの付き合いというメンタル的な部分であったり
高いレベルの仕事を求めるキャリアの部分であったりと

明日以降の自分が継続して向き合っていく課題に対して

今の環境だと答えが見出せないから退職を決意します。


課題がないということが課題だと考えてストレスを感じてしまう人だっています。

このブログで繰り返し記事にしていますが

転職に関しては本質的な部分を解決できて成功です。


ただ、他の部分で満たされることで
一時的に課題の部分は帳消しになってしまう場合もありますが

常に比較する習慣がついている場合は
後々本質の部分が復活してきたり
別の部分の不満が顕著になり我慢できなくなったりと
繰り返してしまいます。

数回の転職をした場合は、最終的に入り口の部分の課題に戻るという経験を筆者もしてきました。

何をしていいのかわからない
何を目指していいのかわからない
このままで将来的に良いのか?具体的に問題点を答えることも出来ずに
情報もないので方法もわからず

「漠然としているので」不安だけが駆り立てられます。


筆者はそこで「今までの転職はなんだったんだろう?」と考えてしまったので
目標を具体的にたてる事の大切さに気づきました。

例えばですが
30歳までに人事の仕事をする
35歳までに評価制度の設計をする
40歳までに年収を○○○万円にする

25歳までにどこかの分野でNo1営業になる
30歳までに部下からNo1営業を出す
35歳までに管理職になる
40歳までにコーポレート部門で会社全体を考えて仕事をする

30歳までに実務経験を積む
32歳までに専門的な資格を取る
40歳までに独立する

など、ざっくりでも作ると道筋がたてられます。
その間の経験で内容や価値観が変わったらまた目標を修正すればいいです。

時に「本当にこれで良いのか?」と振り返る時間も大切です。


何をしていくべきかわからないから
何を目指すべきかわからないから
堂々巡りになってしまい、同じこと(失敗ではありません)を繰り返してしまいます。

今いる環境で、自分の目標が実現出来ない場合に転職という手段で目標を達成する道を模索します。

何十年も先はどうなっているかわかりませんし
その仕事があるかもわからない時代ですが
自分で道筋をたてていると
それに必要な情報収集のアンテナも広がり判断材料も増えるので、その都度で臨機応変に対応ができたりもします。

何も決めないほうが得る情報は多そうですが

基準がないと必要な情報かどうかの判断ができないために(自分がどんな情報が欲しいかわからないので)

焦点が合っていない状態で散らかってしまいますから

本当に必要な情報の量こそ

領域を限定した場合のほうが多く集めることが出来ます。


検索エンジンで検索するときと同じで
一つの単語だと数多の情報がでてきてしまいますが
絞って具体的にすると必要な情報に近づけます。

頭の中でそれを実行するイメージです。

絞らないほうが可能性は広い印象はありますが
本当に身になる情報の量を本来は追いかけるべきで
実体験から絞ったほうがその可能性が高くなります。

こうすることで

今までのたどり着けなかった「どうすべきかの情報」にたどり着き

漠然とした状態から解放されて手詰まり感からの不安も払拭されます。
(本当に出来るかどうか?という不安はチャレンジするための次のステップです)

実際に実現するためにやっていく方法は、自分で決めた道筋なので集めた情報から必要なものを拾って自発的に探せるでしょう。

もし、どうしていいかわからないと
悩んでしまったり、堂々巡りになってしまっている場合は

詳細ではなく

大枠の道筋だけでも作ってみてはいかがでしょうか?

キャリアを描くとは、このように地図を描いてどんどん細かくしていく作業です。
実際の地図を説明するときも大きな道を基準に説明するのと同じです。

そのように自分自身で作った道筋を実現するために必要なものが

周りの人とは違うあなたが転職をする理由で

周りに左右されない自信を持って貫く意志にもなります。


転職エージェントを活用する際も
絞った道筋があれば、エージェントも具体的に案件を探しやすくなります。
現実的に難しい場合も近づけるための作戦会議が出来ます。

一度立ち止まって、自分の目指す道筋を
是非作ってみてください。

過去の転職についての記事も是非ご覧ください。

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