考えるより先に行動してみるために仕事で最初に意識すること!計画なしに進めて大丈夫なの?
「考えるよりまずはやってみたら?」
と仕事で言われたことはないですか?
この時期は評価面談などで振り返りの中ででてくることも多いです。
社会人になりたての頃に筆者は先輩からよく言われました。
当時はどういくことか全くイメージが出来ずに
「考えないで行動するとか無計画すぎる」と否定的でした。
そのあとに社会人として過ごしてきた時間が長くなり経験も増えると
発言の意図がわかってきました。
私がイメージしていた「考える」とは
準備を100%して、失敗をしない段取りを組むことでした。
「考え込む」が本当は近いイメージなのでしょう。
誰しもミスはしたくないので「安心できるまで」準備しようとします。
私もそうでした。
準備の段階でリスクや起こりうるミスの仮説を立てて慎重に進めます。
それ相応の時間が必要です。
型を作ってから実行すればミスが起きない、確かに安心感はありますが
このように仕事を進めた時にいくつかの問題に直面しました。
・仮説なのでやってみた結果全然違った
・全然違った結果、また同じように時間をかけて考えてしまう
・時間をかけすぎて機会を逃してしまう
・安心できるかどうかの判断をするのも自分なのでズレが起きる
このように、後手に回ってしまいます。
仕事のスピードも当然遅くなってしまいますので効率も良くないです。
他にも同じ目的を持って動いている人や企業はいてるので、誰にとってもプラスになるような機会は待ってくれません。
誰もが欲しいからです。
そんな中で一歩先に踏み出した人が機会を得ることになります。
じゃあ、準備をしないで突撃していくということなのか?
とも考えましたが、そうではなく
もちろん、準備だって必要で「動く」に準備も含まれます。
ではどうしたら「考えるより先に行動をする」ことができるのか?
スタートからゴール、その先のフォローなどをガチガチにすべて準備しようとしないことです。
すべての工程を100%準備すると上記のような事態になりますので
段階を踏んで、都度準備をしていけばスピードを落とすことなく行動ができます。
その際のイメージとしては
まずは道筋だけを描き、走りながら仮説を立てていく感じでしょうか。
誰かを巻き込んだり相手に接触するタイミングを早くするという言い方もできます。
失敗をしない人なんていませんし
「この場合は失敗できない」という生活そのものに関わる場合などは
慎重になる必要がありますが
走り出したら「やらなければいけない」という意識に変わるはずです。
担当業務や領域、規模でもちろん100%の準備をしなければいけない場合もあります。
ただ、その場合は経験豊富なチームで様々なケースからシュミレーションをして
誰か1人だけで進めるケースは少ないと思います。
そのような見極めも大切です。
「行動より先に考え込む」の一番の典型は
リスクのイメージだけが先行してしまい行動を起こせずに
なにもしてないのに他の人が行動して起きた結果に対してタラればを語るケースです。
「ほら、やっぱりそうなった」
その発言には実態が伴ってなく、実際に経験もしていないために何も評価はされません。
しかし、「予想する力」は磨かれていきますので
行動が伴えば大きな結果を残せる可能性が高く非常に勿体ないです。
段階段階で小さなゴールを設定することで攻略が出来ます。
ミスを防ぐ意識はもちろん大切です。
対人の仕事は特に、誰に対しても失礼があってはダメで判断が難しいです。
ただ、一歩踏み込んでからでも元々予想できる能力があるのですから
同様のアイデアは出せるでしょうし
緊張感からもっと良いアイデアが生み出せる可能性だってあります。
良い機会を得るということは
相手にとっても良い機会を作れているということで
時間をかけすぎてしまい、相手の機会を潰してしまわないことが
本来意識すべきことなんだと思います。
勝ちか負けかのジャッジをするのは相手ですので
まずは土俵に乗るということです。
まずは「行動してみる」とは
入口よりもやりながら考えることに比重を置くことで
同時進行で物事を進めるために体力が必要ですね。一種の負荷です。
負荷からの達成感や、スピード感からの実績など
「成功」を語る上で良く登場してくる理由もそこにあるのかもしれません。
思い立ったらすぐ行動!とは違います。
周りに迷惑をかけずに成果として貢献するための手段が「考えこんでしまい動けなくなる前に行動をする」です。
業務以上に、自分のキャリアに当てはめると
それこそチャンスは逃したくないですよね。
転職活動の場合もその時にしっかりとチャンスを掴むために、まずは行動を起こすことが重要で
全てを自分でやる事が難しい方だと特に上記の走りながら考えるタイミングの一つとなるのが転職エージェントへの相談です。
今回は考えるより先に行動するというフレーズに対して経験から考えた内容でまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
転職エージェントを活用すると
担当のエージェントがまずは面談で色々と話を聞き、スキル・キャリアの整理をしてくれます。
その情報をもとに、マッチする可能性のある求人票を探して紹介してくれます。
そこから先はその企業から内定を得るための作戦会議として、応募書類の添削や面接対策を行い、必要に応じた企業の情報を提供してくれます。
個人ではなかなか難しいという方は多いと思いますので、まずは面談をしてみてどんなものかを知ることから始めてみてもいいかもしれません。
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