仕事が終わったけど帰れない!無駄に残業をする意味はあるの?なんで帰れるのに帰れない?

仕事が終わったのに周りが帰らないから帰れない
帰ろうとしたら「もう帰るの?」と言われてモヤモヤした
そんな経験はないですか?
今まさにそのようにモヤモヤしている人もいるでしょう。

これは自分がやると決めていた業務が終わったので
やるべき仕事は終わっているのに
「その日の仕事の終わりが見えない」という状況です。
報告はしたけれども「終わっていいよ」って言葉がないと自分で判断できないことって多いですよね。

チャイムなどの音がある場合は合図になりますし、研修なども時間内でカリキュラムを組んでいるので終わりがはっきりしています。
ただ、実際に現場ではそういった終わりの合図ってあまりないです。
休憩も自己判断の場合が多くて、研修時のルールを当たり前と考えて実務に入るとギャップを感じてしまうという話もよく聞きます。

定時は仕事が終わる時間で
本来はその時間までに仕事を終わらせる目標となる時間であるべきですが
「帰っても大丈夫な時間」という使われ方をされていることがほとんどだと思います。
そのような環境でどのようにモチベーションを維持するか?難しい悩みです。

筆者も新入社員の時に経験があります。
周りの人が何をやってるのか見回ったことがありますが
ニュースを見ていたり、仕事と関係ないことをしていたり
その時は「だったら帰ればいいじゃん?」と心から思いました。

そういう風土の会社なんだなと、転職をする理由を考え始めたキッカケの一つでもあります。

そのあとは自分の仕事を終わらせればすぐに帰れる環境に縁があって入社できました。

そして、数年たった今、視野も広がって改めて考えると

「仕事を終わらすことがどんなに大変か」という事実に向き合うことが出来ました。

担当業務が増えれば、終わらすというよりも「区切る」という表現が適切で
スケジュールに滞りがないように調整をして時間配分も考慮する必要があります。

自分の仕事が終わったら帰れる職場で働いて初めて思ったことが

「そもそも終わりはどこなのだろう?」

でした。

営業職でしたので、数字に目標はあっても
やれる仕事の上限はありません。
目標を達成することよりも、他のメンバーより実績を出すという目的を意識し始めて
より一層仕事の終わりが見えなくなりました。

では、その前の会社での経験に視点を戻した時に
なんで仕事が「区切り」ではなく「終わって」いたのか?

理由はとても単純で、新人なので担当業務量が少なかったんです。

それぞれが自分の仕事量を基準に考えますから

「もう帰るの?」=「仕事量少なくない?」

と思われてるということで

色々な仕事を見て覚える段階である新人は
「帰るくらいなら手伝ってよ」と言われるのだなと理解しました。

「仕事は自分から取りに行く」と言いますが、言われた仕事だけを終わらせていたので
そもそも任せてもらえる仕事の量も増えるわけもありません。

まずは今ある仕事を見て引き継いでやれる業務を増やして、会社での立場を作っていく段階であって
「自分の仕事の線引き」をする時期ではないのですが、その感覚がなかったという結論に達しました。

新人の頃は「これくらいやってくれたら良いだろう」という期待値があって
それに遅れなければ良いですが

その期待を良い意味で裏切ってこそ他者との差別化になりプラスアルファの評価になります。


「手伝う仕事はありませんか?」と帰り際に確認する文化を多く見てきました。

担当業務を増やすためのステップとしてあるならいいですが、ただ強要して手足のように使うだけでは

そのやり取りの「良い部分」を全く活かせません。


自分の評価のために任されているので、担当している業務においては自分でスケジュールを調整して区切りをつけていく必要があり
全体にその意識があれば強要はしてきません。
というか、強要だと思いません。
 
そうでなければ
やりたくもないのにやらされてる
イヤイヤ仕事をしている→仕事が終わらない→周りが帰れない環境を作る→周りもイヤイヤ仕事をする、という悪循環に陥ります。

仕事内容を周りに共有しない場合や
確認や報告なども含めたコミュニケーション頻度が少ないと
現状の仕事量を周りが把握出来ずに
キャパシティを超えてしまいます。

普段からコミュニケーションを取れてないから、逆に強気に発言できて...
評価が下がらないように、仕事を抱えるだけ抱え込む...

「組織の仕事」として機能させることが本来あるべき形で、この場合の解決手段は

日頃からコミュニケーションを取る、に尽きると経験から導き出しました。


上記にもありますが、コミュニケーション不足が原因です。
もちろん、共有や報告などの必要なコミュニケーションですね。

その場で帰るための言葉を考える、というのも切り抜け方としては必要ですが
本来その人が1人で仕事の区切りでつけられる状態にしたり、強気に発言されないようにするという、本質の部分から考えると
時間はかかりますが、帰宅しようとする度にストレスを溜めるよりは健全です。

ただ、風土として根付いている場合や
なんとなく残って冒頭にあったような別のあまり関係のないことをみんながやっていて無駄に過ごしている場合は

当たり前になってしまっています。

上長が変われば変わる可能性もありますが
働き方の相性は誰しもあるので
筆者のようにその時とは違う環境で働いてみて、自分が働きやすい環境を見つめ直してみるのも一つの手かもしれませんね。

時間は有限ですし、その年代のその時間はもう二度と来ません。
1日の中では少しの時間かもしれませんが
蓄積するとその時間で「出来たこと」がスキルでも気持ちでも大きな差をうみます。

無駄な時間ももちろん必要ですが
「必要な無駄な時間」と「本当に無駄な時間」は
しっかりと判断をして
「自分に必要な時間」の使い方を見つめ直してみると良いですね。

過去の記事も是非、ご一読ください。


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