一緒に働きたい人と一緒に働いていて楽な人の違いは?近い価値観の人をどうしても選んでしまう理由と良い関係の築き方

一緒に働きたい人とはどんな人ですか?
感情的な面も含めて様々な理由から判断すると思います。

一緒に働きたいにも色々あります。

「一緒に頑張りたい」場合は
伸ばせあえる、助け合える、刺激しあえる
支え合えるなどからそう思って

「いたら便利で使えそう」という場合は
利用される思うかもしれませんが
「都合がいい」場合を除いて
ビジネスからしたら戦力になることが前提なので、会社としての必要性からそう思います。

好意や仲が良いだけでは仕事は成り立たず

与えられた役目があって

それをしっかりとクリアしてくれる必要があり、会社がどういう組織なのか?を考えれば
それが当たり前だともわかります。

やることをしっかりやってる上で仲が良いなら素晴らしいですが
やることをしっかりやらないと、表面上でも会話が減ったり素っ気なくなったりと
自然に距離が生じます。

認めていく過程で初めて信頼の土台ができるので
今が職場で上手くいかない状況だとしたら
今までの職場で後々距離が生じてやり難くなっているとしたら
その基本に回帰すると原因が見えてくるでしよう。

一緒にいて楽な人というと
・何も言わないでもわかってくれる
・気を使わない
などがよく上がりますが

一緒に仕事をしていて楽な人とはどんな人でしょう?


筆者の経験からお話しますが
大前提、一緒に仕事をしていて楽なだけが良いというわけではありません。

精神的に楽という意味では
・何も言われない
・怒らない、指摘をしない
という人もいます。

しかし、指摘や注意は期待の裏返しの面もあって
その先に自分自身で必要なものに気付いて成長できるとしたら
上記のような「何もない」状況はおそらく今後の自分のキャリアを考えると良くない環境でしょう。
相手はあなたに興味がない状態の可能性があるからです。

仕事という日々の繰り返しは
コミュニケーションの連続です。
人によって価値観や判断基準、思考が異なるので、複雑になりますが
それを擦り合わせることが日々の挑戦でもあります。

そういった中で働いていて楽な人は?

「仕事上の」コミュニケーションの頻度が少ない人です。


絡みがないとかあまり話さないという意味ではありません。

例えば
1つの仕事を任せる際や報告をする際には、相手に必ず説明をしますよね。

その説明の際に「こう言えばわかるだろう」
と話しをしますが
聞き手は自分のフィルターを通して全く違う理解をしていて
聞き直したり質問をしたり、そこまではむしろ必要なコミュニケーションです。

ただ、わかった気でいて確認をせずに突き進み
ミスをしてやり直し!となると

伝えた側は伝えられなかった
聞き手はしっかりと理解できなかった
ことが原因で上手くいかなかったと言えます。

理解が足りない
教え方が悪い
などのミスの悪者を探すのではなくて

仕事に必要な内容である以上は

相手のフィルター(解釈)を考慮して説明して

しっかりと「〜かも」がないように確認する必要があります。


色々な経験があって過去に属していた環境や担当領域が異なると、解釈や理解の範囲も異なり
そもそも業界のルールや1つの言葉の定義も違う場合が多くて、その結果に上記のミスコミュニケーションが起きているわけです。

・同じ理解や解釈の範囲
・経験から頭の中で通すフィルターの質
が近ければ近いほど認識も近いので擦り合わせが必要なくなります。
それが1つの仕事におけるコミュニケーションの頻度が少ない状態です。

・この職種を経験してるから
・この業界を経験してるから
・こう言えばわかる
の範囲が近いということです。

そうなってくると、それは同じような経験をしてきた人が該当するわけで
自分の同業経験者や同じ学校などの人を好むのは
愛着や感情的な面もありますが

そういった意味でコミュニケーションがスムーズに進むからという理由があるとも言えます。

それが一緒に働いていて楽な人です。


なんでこれでわからないの?という発言は
発言者と聞き手の背景から共通認識だと発言者だけが思い込んでいた場合と
経験から知ってて欲しかったという期待からのどちらかが理由です。

自分の当たり前が誰かの当たり前とは限りません。

そのために確認をするというコミュニケーションがあります。


ただ、その頻度が少なくしっかり伝わっていると
話がわかるとか、理解して察してくれる
などの別の表現で評価しますが根の部分はそこです。
察して欲しい、察する必要がある場合ほどコミュニケーションによる認識の目線合わせをして精度を上げていくしかありません。

異動などの際に自分が育てた部下は同じような価値観になるので、働いていて楽だから別の部署にも連れていきたいと思うのも同じ効果です。

就職活動や転職活動でも
共通項が多ければ話も弾みますし

やはり、無意識にコミュニケーションがスムーズになるんです。

認識がズレずに話が食い違うことが少ないので。
そうすると印象はよくなりますよね。

相手に合わせるのが上手な人は

相手の解釈や理解の幅、独自のフィルターを見定めるのが上手な人で

相手に合わせた表現で説明が出来ます。

ただ、もちろんわからないこともありますので、その際は深入りして聞きづらい状況になる前に確認をします。

相手はわかってくれてることが嬉しいので、実はわからなかったと暗に気づくとガッカリしてしまいますが
わからないと確認を自分からしてもらえると、教えてあげようというとしてくれて、ポジティブな擦り合わせの時間になります。
そこまでの印象が良いですからね。

ただ、すべての価値観が同じだとすると
新しい知見や発見がコミュニケーション上にはなくて
特にマネージメントだと
同じような部下に対しては得意だが違う考えの部下は苦手という形で
柔軟に対応が出来ないということになります。

なので、無駄かと思うコミュニケーションの中でこそ

色々な人の特性や考え方を知る機会があって

そこで新たな発見や視野を広げていけるわけです。


沢山の人と付き合ったほうがいい、というのは
たとえ話が食い違っても
全く話が合わなくても

その事実が発見をくれるということで

コミュニケーション対応の幅を広げるためには必要です。

全く同じ人を探すことは無理で
その中で認識を合わせたり歩み寄る姿勢が必要です。

私はこうだからを連呼する人がいて
それが当たり前の環境だとしたら
その人から見たら「使いやすさ」で評価は上がることはあるでしょうが
その人だけの対応になってしまうので狭い視野ですよね。

それに慣れてしまうと
環境を変えたとしても

視野の広げ方もわからなくなってしまいます。


一緒に働きたい人と一緒に働いて楽な人
どちらも必要な人であって
両方が身近にいる職場であったら
きっとそれは良い環境を見極める1つの判断材料になるでしょう。

長く一緒に働くとお互いの理解の幅が広がって
一緒に働きたいと思えますし一緒に働いていると楽となります。
そういった人が仕事を上手く進めるためのコミュニケーションを見ると

おそらく最低限です。


社会人になったばかりの頃などは感覚的に思っていても言葉で表現できなかったのは経験が少なかったからで
同じようにコミュニケーションで悩んでしまっていたり、どうしたら良いか?このままでいいのか?と思っていたら
是非、参考にしていただければ幸いです。

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