メリハリをつけて働きたい!職場で周りと同じ働き方を求められ価値観が合わないと思ったら
自分にとってはやり辛いやり方や働き方ってありますよね。
そうだとわかっていても変えられないことがほとんどだと思います。
働き方に対する考え方や価値観は人それぞれです。
会社が大枠の働きやすい環境を作っていても
結局はマネージャーの考え方によって大きく影響を受けます。
どの働き方が正しいとか間違っているという判断をするものではなくて
どの働き方が合っているか合っていないか
で見極めることが大切です。
目的や目標も人によって異なります。
高みを目指したい人
ある程度の収入があれば良い人
特に目指すものもない人
周りの人に迷惑をかけなければ
どれも問題ありません。
報酬を得ると言う意味では
誰もが共通して会社が決めた目標を追いかけます。
会社はそれによって利益を得るために雇用をします。
その目標というのは具体的な数字です。
数字が出ないと評価をされません。
これは絶対です。
では、数字が出たら評価をされるのか?
面白いもので、必ずしもそうとは言えません。
働く姿勢や気持ちの部分などで評価をされないことも多いからです。
結局は評価をする人がいて初めて成り立ちます。
なので「評価をする人」の考え方で全く結果が変わってくるわけです。
たとえば、頻繁に聞くエピソードだと
・数字は出しているが、他のメンバーが定時が過ぎてから残って仕事をしているのに残らないから評価できない。
・目標は達成しているが、もっと数字を出せると期待していたから評価できない。
・みんな返してくるのに、休みの日の連絡を返してこないから評価ができない。
などがあります。
「いや、本当に言ってる意味がわからない」そう思う人は多いでしょう。
筆者も経験がありますが
別の世界にきてしまったのかな?と疑ってしまいます。
みんなが長々とやっている仕事を短い時間で終わらせて結果をだすことは非常に生産性も高く
その上でプラスアルファの仕事を生み出せます。
目標数字に到達するために計画を立てて実行していきます。把握のできない期待と目に見えない数字は追いようがありません。
無駄を無くして決められた時間の中で仕事を終わらせて
休みの日はしっかりと休むことでストレスケアも自身でしっかりと出来ている状況です。
だからパフォーマンスが高いのでしょう。
メリハリをつけて働くとは切り替えをしっかりとして、効率的に働くことです。
言葉ではメリハリをつけて働くという環境は多いですが
実情としては
ここにいる以上は常に仕事のことを考えてなさい
という場合が多いように思えます。
100%仕事に寄せるのもある意味メリハリがありますから。
働き方の理想像を目標にしていると
他の人にも同じように働かせることが目標になります。
結果を出すことを優先してそのための方法を考えるのではなく
まず、その働き方を実現させることが結果を出すための最も適した手段だと考えているからです。
自分のコピーを量産すると、似たような価値観で動けますし、まずオリジナルは自分自身なのでコントロールもしやすい。
ただ、その中で本来の個人の特長や武器は伸びなくなります。
オリジナルと個々の特長は異なるので伸ばし方も活かし方も違うからです。
基礎や土台の部分、チームとしての考え方は同じ目線である事が望ましいですが
必ずしも同じように働きたいわけではなくて
同じような個人としての目標を持っているわけでもありません。
ただ、その部分が評価に直結するために埋もれてしまうことがあるわけです。
「みんなと違うから評価しない」
みんなをその「させたい働き方」に向かわせていますから、そうなりますよね。
ただ、結果をあなたが一番出しているとしたら、何が正解なんでしょうね?
その時に正解不正解ではなく
「合っている合っていない」
と考えるとやるべきことは見えてきます。
組織に属する以上は組織の環境やルールに従う必要はもちろんあります。働ける立場であることは大切です。
上司の理想像を実現させることが評価になることだって構造的にもちろんわかります。
会社で出世していくために評価は必ず必要ですので。
ただ、それが自分に合っているか合っていないかの判断は強いられるものではありません。
働き方の価値観が合わない同士で会話や打ち合わせをしていると
傾向的に意地の張り合いになります。
肯定否定だとかそう言った話になると意見を出し合って掛け合わせて良いアイデアにするような建設的な道筋は辿れません。
こういった場面で疑問を抱きます。
今求められていることは自分と何が違うのだろう?
その上で
自分に合った働き方ってなんだろう?
これは「気づき」のタイミングであって
具体的にしていけるチャンスでもあります。
元々噛み合うわけないのです。目標の置き所が違うのですから。
全部が全部思い通りに進むことは難しいですが、全部が全部自分の意見を曲げて我慢していると
それこそ「何のために働いているのか?」自分を保てなくなってしまいます。
部署異動や上司が変わった時のやりにくさも、以前の上司の働き方の理想像になることを自分自身も目指していたことが原因です。
同じような価値観ならスムーズに進むでしょうが、それぞれの哲学があり、そのギャップを感じるわけです。
だから、難しい。
それぞれに攻略方法はあっても正解はないんです。
もちろん、色々な考え方や働き方を見て実際にやってみて自分の働き方を決めるというのも一つの手段です。
世の中にな沢山の企業があり、それぞれの環境があります。
今はその中で経験から導いた「合う環境」を探すことも出来ますし「合う環境」をつくるチャンスをくれる環境もあります。
あなた自身が最大限評価をされるために
まずは合う合わないを具体的にしてみてください。
それがやる気にもつながります。
一つの職場マッチの考え方ですので、参考にしていただければ幸いです。
0コメント