仕事のやる気が出なくて悩んでしまったら!仕事始めにこそ「今のままで良いのか」今後のキャリアを考えるタイミング【仕事始め】
大型連休が明けて仕事が始まると
なかなかやる気が出ないものですよね。
年末年始は一度区切りをつけて仕事のことをあまり考えずに過ごすことが出来るので、「仕事始め」として切り替えなければいけません。
切り替えが早い人もいれば時間が必要な人もいます。
逆に大型連休中が繁忙期だったりすると燃え尽きてしまって
やる気が出ないパターンもあります。
在宅勤務などではメリハリがなかなかつけられないので、より働く実感がわかない人も多いはずです。
学生時代から同じような感覚は経験をしてきていると思いますが
なかなかやる気をだしていくのは難しいですよね。
遡って、どのタイミングでやる気が湧いてきましたか?
リハビリ期間とも言いますが、生活習慣に慣れてきたタイミングだと思います。
大型連休などは通常勤務時と違って
ある程度好きに動けます。
眠くなったら昼寝をすれば良いですし
朝、早起きをしなくても大丈夫です。
夜更かしだって出来てしまいます。
縛られることなく自分のペースで過ごせます。
では、仕事がスタートすると
ある程度決められた時間に起きて
決められた時間までに会社に行って
決められた時間まで働くので
そのギャップはどうしても感じてしまいますよね。
「決まっている」ということが負担になってしまいますが
その生活に慣れれば問題がなくなるわけです。
当たり前の内容ですが。
やることがあればやる気がでるとも言いますが
仕事をしている以上は大半がやることはある状態です。
それでも
目的があるかないかで大きく変わってきます。
目的が無くなんとなく仕事をしていると
「やらなければいけないからやる」という理由で
必死さからやる気にはなります。
目的があって仕事をしていると
「これをすると後でこうなる」という理由で
実現に必要だからやる気になります。
そのうえで「なんでこの仕事をしているのか?」という
本質的な部分があってではありますが
自分でやる気モードに切り替えられる人とそうでない人の違いはここにあります。
経験則からくる「今やらないとあとで大変」というのも
長く働くという目的からくるものですので近いニュアンスです。
別の視点にはなってきますが
一度リフレッシュしている状態ですので
頭の中の緊張感がほぐされています。
経験がある方もいると思いますが
そのような時って仕事がスムーズに進んだりするものですよね。
区切りで一息をつく前は
難しいことで頭の中がいっぱいで
「あれもこれも」と余裕がない状態でやる気がでているように思いますが
そういった蓄積が視野を狭くしたり柔軟性を欠けさせてしまいます。
答えはわかっているのにあえて難しくしてしまったりするのはそういった時で
だからこそ失敗もしやすくなります。
ですので、やる気が出ないと言いながらも
しっかりと目の前にある仕事をシンプルに進めている状態は
あまりミスもなく遠回りをせずに仕事ができているので
日頃から良いパフォーマンスを出すためにヒントになったりもします。
やる気がないからパフォーマンスが良いという話ではなくて
空回りしないで自然な状態が良いということです。
一番自分に素直な状態とも言えますし、その時に考えたことが本心に違いのでしょう。
だから適度な休憩を取ることは大切なんです。
似たような状態は別のタイミングでもあって
それは退職が決まってからの期間です。
最低限のルールを守る必要はありますが
言葉を選ばないと「どうでもよい」と思っている状態ですので
今まで悩まされていたシガラミやプレッシャー、義務感から解放されて
肩が軽くなった状態で仕事ができるために意外と良い結果が出たりします。
根詰めて働いているときと
上記のような状態で結果が変わらないとしたら
それこそやる気がでなくなりそうですが
根詰めた時間があるからそうなっているわけです。
何もできないのに同じ状況になってもそれは変わりません。
勉強では
得意なことには時間を沢山使って
苦手なことにはあまり時間を使わずに最低限できるようにするという
感覚の人は多いですが
一定のラインを超えるとあまり結果は変わらず、その線引きが要領の良さだったりします。
実際にどこまで勉強すれば良い点数が取れるのか?
得意科目をとても勉強したけど、あまり勉強をしなかった苦手科目とテストの点数が変わらなかった
そうすると、どちらが本当に得意なのか悩みますよね?
得意なことをしている方が充実感はありますし
苦手なものは触りたくないものです。
だからこそ最低限の勉強で最大限の結果が出せるように無意識に効率化しているとも言えます。
仕事では
得意なことを武器にキャリアで戦いますが
苦手なことはやらないでも良い場合も多く
ただ、知らないと業務の限界がくるために
その配分が大切になります。
得意なことは結果に結びつきやすいので「やる気」がでます。
適材適所という言葉が組織には存在するので
そういった得意分野を活かせる機会があります。
得意分野だと次に何をするか、何を目指しているかが常に見えているので
だからこそ目的をもって働きやすくなります。
なので、苦手な仕事をしていたりすると
連休明けに自分からやる気にたどり着きにくいとも言えます。
「何のために」と自問したときに腹落ち感のある自答ができませんので。
そういったタイミングが今後どんな仕事をしたいか?を考えるきっかけにもなります。
肩の力が抜けて頭がほぐれている状態ですので
いつも以上に柔軟に外に向けて視野が広がります。
そういう人は連休中に転職を選択肢の一つとして外に目を向けた情報収集をしていると思いますので
このタイミングの本心ってわかりやすいです。
仕事のパフォーマンスだけではなく
自分自身のことを考えるにも
こういった緊張感で頭が固まっていない状態は
焦った決断をしないためにも良いです。
悩んでしまったら一度、頭が柔軟な状態で本心に従って今後のキャリアを考えてみると良いかもしれません。
そして、導かれる答えは数日前の自分と違うものになるかもしれません。
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