一歩踏み込み指摘を受ける勇気が創る新しい仕事と将来のキャリア
仕事をしていると、日々新しい業務が増えていきます。
それはあなたが出来る仕事が増えているということでもあります。
様々なポジションを経験して自分の得意分野を見つけて伸ばしたり
広く知識を持つことで応用を利かせてどの分野でも安定したパフォーマンスを出せるようになったり
会社の育成方針や個人の指向性で異なりますが
キャリアの広がり方はみんな違います。
「その先」を創っていける人は発信をしていける立場として階段を登ります。
ただ言われたことをやるという立場から
自分から発信をするというステップに進むためには
「言ってくれる立場」の存在があるから安心をして出来る人からすると
とても勇気がいります。
言われたことをする=指示を出される状況のため
誰かが責任を負っている仕事の一部に対して責任を負っていましたので
誰かが守ってくれています。
それが、1から自分で仕事を創り発信すると
一部ではなくすべての責任が自分にきます。
守る側としての責任を負うわけです。
責任は責任であって
もちろん全てがしっかりと意識しないといけないものですが、その大きさはあります。
仕事を発信するということは
情報を公開・共有するということで
必ず反発や指摘をしてくる人たちが現れます。
元々指摘をされるのは好きではなく
バレないようにごまかしごまかしでやってきたとしたら
そのごまかしてきた部分には自信がないということで
本来はそれでなんとかなってしまっているのが問題では有りますが
全部をクリアにしなければいけないとなるの
その意識が足枷になって先に進めません。
「絶対に何か言われる」
確実に突っ込まれると怯えてしまっているので自分からその辛い状況を作ろうとは思いませんよね。
間違えてはいけないのは
1から全てを無理矢理共有していくという話ではありません。
それでは共有される側も困ってしまいます。
通常であれば全員があなたの仕事内容を詳細に知っているわけではありません。
部内でも共有や報告を意識して初めて全貌が明らかになるレベルです。
他部署や全体の評価者などはもっとわかりません。
その時に重い腰を上げてあなたの実績を発信していくことで「あなたが仕事をしている」とみんなが知る機会にもなり、そういった機会を作ることがとても重要という話です。
確かに上の人や色々な人に見られるのは怖いですし、アピールをしていると思われて妬まれるのは気持ちが良くないでしょうが
その仕事を社内でしていて
そのアイデアを持っているのは
加えて、実際に仕事として形にして発信をしようとしているのはあなただけです。
「会社として」より良い実績にするために誰かが指摘をするわけですが
そもそも過去に誰もやったことがない内容だと
その指摘を受けてみないと「良い」の線引きができません。
新しくてよくわからないからという理由で内容に対する指摘まで進まないと
そこで立ち止まってしまいます。
指摘を受けるというその段階があって
議論を通して必要なことかどうかを判断する機会になり
その先に
仕事で名前を残すというステップがあるわけです。
実績を出せればもちろん残ります。
営業ならとにかく数字を残せば良いですが
同世代でも同じレベルの人材はもちろん沢山いますし
同期の中で一つ頭を抜けてくる人材もいるでしょう。
実績を残した人材は良い意味で目立ちますので
そのあとのキャリアとして「言われたこと」だけをやる人材として成長してほしいとは会社も考えてはいないはずです。
管理職候補として上がってくるタイミングなど、役職に付くチャンスと考えると分かり易いです。
あとは時期だけだと考えるかもしれませんが
今まで以上に注目をされますので周りからの期待値も上がり「何か」をする必要があります。
もちろん、誰もが得意不得意はあって
自分を最も活かせる領域もあるわけですが
その時こそ
名前が通ってきたタイミングでこそ発信をする側になる必要はあります。
元々職場のルールが厳しくガチガチの指示通りに動くことが絶対だった場合は
特に仕事を発信することに抵抗があったりしますし
「私などが恐れ多い」という表現を使ったりしますが
その指示を出す人も
いずれは指示を出してくれなくなります。
その時にどうなってしまうでしょうか?
その人の指示があって実績を出せていたとして
その内容をアウトプットしていくことで
組織としてのやり方が受け継がれていきます。
市場や世の中の動きはもちろん変わります。
受け継がれてきた=「ずっとこのやり方」でやってきたからという理由で結果が出なくなったらどうしますか?
数十年前はこんなに簡単に情報を調べることが出来たり、情報を発信したり、タイムリーにコミュケーションが取れるわけではなく
今とは全く仕事の仕方も異なりました。
その時代の成功体験をそのまま使えるか?と言われたら、全てをそのまま使うことは難しいでしょう。
コミュケーションのスピード感が全く異なるからです。
プライベートで今の時代に適応をした生活をしているからこそ
今の時代に合った仕事のやり方を本来は見ることができます。
それは、過去では作れないこれからのやり方でもあり
当たり前だからこそ気づかないものだったりもします。
私生活であれば簡単なことなのに
仕事となると頭が凝り固まってしまうのは
仕事にはそれだけ慎重という姿勢でもあります。
世の中は変わるのですから
発信をする仕事の内容も変わって
指摘も「今」と「未来」で考えると全てが正しいわけではありませんが、その仕事はまだ成功をしていません。
「過去」に成功をした立場からの内容ではあるので
戦う対象ではなく大切な判断材料にはなります。
遅れを取り戻すためき無理矢理時代に合わせようと一気に進めると混乱を招きますが
人も企業もまずはスモールステップで変わっていくことで成長をしていけます。
ふとした疑問や思ったことは財産です。
それを形にして発信していくことは
気づくレベルであるための日々の努力と
実現させるために行動を起こす勇気があってです。
そうして初めて実ります。
説得させるだけの結果があって
次のステップに進むかどうかは自分次第です。
思考停止してロボットのように言われた仕事だけをこなすことも一つでしょう。
ただ、代わりを簡単に用意が出来る人材となってしまいます
社内で生き残るためにはものすごい仕事が早く精確だ、等のスキルの差別化が必要になります。
仕事を発信をしたとして重箱の隅を突くような指摘で何年も何年も進まない場合や
「ルールが」と突っぱねられて進める気がない環境の場合は
そもそも変える気がありません。
あなたのそのアイデアを形にしたいと思う(そういった仕事のレベルを求める)別の環境は必ずありますので
是非転職エージェントの非公開求人票などから探してみてください。
過去に仕事をしていてもったいないなと思ったことがあり、その体験から考え方の一つとしてまとめてみました。
参考にしていただければ幸いです。
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