志望動機は都度しっかりと考える!就職活動は効率的に進めるために「楽」をしてはいけない理由

就職活動を始めて
しっかりとした内容で書類を作って
誰が見てもわかるような志望動機を準備して
選考に臨んだのに良い結果にならなかった。
そういった経験をしている人は多い思います。

誰が読んでもそうだねと思える内容でとても綺麗なのになんで?
以前に「どうしてうちの会社なの?」と質問をされてしまい
実際に意欲が伝わっていなくて困ってしまったという内容をご紹介しました。
今回はその内容を深めて実際にどのように考えていけば良いのか?
効率的な就職活動という意味から誤解されがちな
志望動機の組み立て方について紹介します。

冒頭にある上手くいかなかったタイミングが
書類選考が通過しないという時点なのか
面接で口頭で伝えてその反応を見てなのかでは
採用担当や面接官が判断をするために知る情報の量が異なります。

ただ、基本スタンスが就活を「楽に」進めたいという場合は
情報量に関係なく「どうしてうちの会社なの?」と思われてしまうように
他の候補者に差を付けられない可能性が高いです。

そのようにして上手くいかない場合には共通していることがあって
自己PRや志望動機などのどこでもされる鉄板の質問を

「どこでも通じるように」用意をしてしまっているということです。


書類作成は日付とあて先の会社名を変えるだけで作業が済みますから、改めて一から作成をしなくていいので
使いまわしができることにより一見は効率的に見えます。

面接でも同じような内容を毎回暗記して話せれば良いとなると
いちいち準備に時間を使わずに面接に行けば良いだけの状態に出来ますので
同じように効率的に見えます。

本当に効率的なのでしょうか?


自己PRに関しては、別の記事でも紹介をしていますが
実績として応募した職種に活かせる定量(数字)を伴った内容であって始めて
他の応募者に差がつくかどうかの判断が出来るレベルになります。

志望動機に関しましては、面接官の立場でお答えします。
組み立て方は第三段階まであります。

例えば
「人が好きで接客に興味があるから御社を志望しました。」
と回答をしてもらったとして

人が好き=接客?
接客が出来る=この業界?この会社?

ここで完結してしまうと
疑問が沢山頭の中に登場します。

人と接しない仕事は少ないですし
他の業界でも他の会社でも出来ます。
「うちの会社じゃなくても良いのでは?」
と不安を拭えません。

やりたいからなんでも仕事が出来るわけではなくて
ちゃんと活躍してくれるか?
定着してくれるか?
加えて
他社ではなくしっかり選んでくれるか?
という点が揃って初めて納得をして採用をします。

共通する内容を否定しないのは
それが第一段階であって、例の場合は職種軸の話で
業界軸、職種軸などの軸を大切にしているのかを伝える必要はありますが
接客に興味がある、人が好きだからということは伝わります。

大枠を伝えられればOKです。

(なんで接客なの?という質問は企業への志望動機に近いですが
過去の経歴や経験の有無によって回答が変わってきます。)

第二段階で少しずつ範囲を限定していきます。その範囲が実際に応募をしている企業で

オリジナルの部分に注目します。

企業特有の仕事内容や、主に接する顧客層に関して競合他社に勝るための戦略があって
その部分が大きな差別化になっていることは多いです。
そういった他にない部分を「他になく〇〇な仕事が出来る」のように
自分の理想の働き方や接客の仕方、前職で実現が出来なかったやり方など結び付け方は人それぞれですが
そうすることでしっかり調べていたり、自発的な視点でキャリアを見てくれているという良い印象になることが多く
「なんでうちの会社なの?」もクリアになります。

更に良くするための第三段階があります。
それは将来的に第二段階を踏まえて

どのようになりたいかも添えることです。


長期的に活躍をしてくれるのか?言い方をわかりやすくすると「早く辞めないか?」を見極めるためには
実際に働いてみないとわからないことも多いですが

将来的なキャリアをどう考えているか?という質問から読み解きます。


5年後、10年後にどうなりたいか?などの質問はそういった目的もあって
(もちろん、志向性や相性を見る意味もありますから確実ではありませんが)
志望動機の時点で自身で発信してくれれば面接官としてはとても安心が出来ます。
確認の質問もしなくて済みますし。

その将来のキャリアも「その会社だから」出来る内容であれば尚良いです。

こういった内容はしっかりと調べて準備をしないと回答ができません。


綺麗な内容であればいいというものではありません。

ですので、共通した内容の使いまわしは楽をしている状況であって

上記のような「その会社」だからを伝えることが出来ません。


やりたい!と気持ちを伝えることは簡単に出来ますが、それだけでは合格!とはなりません。
それが本当かどうかの部分で評価をされます。
何を?どのように?があって何故?が答えられて
具体的になることで面接官の納得が出来ます。

就職活動では「具体性」が最も大事であって

そのためにも「その会社だから」が必要になります。
誠意が伝わるかどうかのポイントになりますし
就職活動を効率的に進めたことを応募先の企業は評価はしてくれませんので

その大事な部分の準備にいかに時間を使うかがポイントです。


その時間の使い方として有益な情報をしっかり集めるための情報収集方法に効率性が問われます。


書類が通過していたとしても、書類の内容がそういったどこでも言える内容だったからこそ
面接では深く質問をされてしまい、それ以上の答えを持ち合わせていなく困ってしまいます。

入り口として書類選考のバーは低く、面接では深く話してくれるだろうという期待で面接の時間を設けて
同じ内容しか話さないと、期待はガッカリに変わりますのでむしろマイナスにもなってしまう可能性はあります。

とてつもないハイレベルなスキルを有している場合や
誰もが驚くような実績がある場合はより評価をしてくれる会社を選ぶという立場になるのでしょうが

一般的に同じレベルの人材がたくさんライバルとして存在している中で
  • 上手く限られた時間を使って
  • しっかりと課題を解決できる・してくれる企業を見つけて
  • その意欲高い企業にしっかりとアピールできる準備をして

数よりも質で満足することが就職活動の効率的な進め方です。


だからこそ、利用できるものはしっかりと活用してスイッチを切り替え「なんとなく」を脱却することがとても大切です。


「なんとかなる」だと他人事であって

「自分でこうしたい」をどう実現していくのか?

まずはどのような企業が求人を出しているのかを確認し
応募をしてみて
選考に参加する中で徐々に切り替えていくことも一つの方法ですので
段階的に慣れていけば良いとも思います。

具体的な求人を自分で探すと限界もありますので、一般には公開はされていない自社で任せられた求人の中から代わりに探してくれてる転職エージェントのようなサービスもあります。

今回はよくあるパターンの実践的な内容をお届けましたので、ぜひ参考にしてください。

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