無駄な仕事をしない→「無駄な時間にしないように相手の意図を理解する」先輩や上司からの無理な指示や現実的ではないアドバイスがあった時に

仕事は早く終わらせたいですよね。

無駄を無くしてサクッと。


今回はその無駄という言葉で生じるギャップについてです。


筆者の経験ですと

社会人になりたての頃にExcelで資料を作ってました。

間違えないようにじっくりと確認をしながら入力していた時に

先輩に「マクロ組めば一発じゃん」と言われたことがあり

作業内容が無駄だと思われているんだなと思ってしまいました。


確かに出来る人なら手段の選択肢が多いのでしょうが

その選択肢がないから必死に「今ある選択肢」から仕事を進めていたので

無駄なことをやっていたのか、と落ち込みました。


ただ、黙々と集中をして期日までには終わらせたので

上司からは丁寧に頑張っているねと評価をされました。


「???」と疑問を抱きました。

なにかズレがありますよね。


Excelのテクニックを細かく勉強をしていて

サクッと終わらせてしまった場合に、上司から同じ評価をされていたのでしょうか?

最初なので「間違えずにちゃんと終わらせた」ことを上司は褒めてくれているわけで

次に同じようにやっても求める水準が上がっているので同様にはなりません。


将来的に同じ仕事をする必要があるならば

最初に時間をかけて簡単にできるようにすると良いのは

一度やったことがあるので「出来て当たり前」と認識されているためで

ゴールが明確な場合は次のステップでは「時間短縮」が評価に必要になるからです。


一度「出来る」という線引きをされると質をどんどん上げていくことが求められ

それが成長していると判断される材料にもなります。


そこで初めてテクニックなどの必要性に気づいて勉強をして取りいれるかで個人の努力の差がでるわけです。


筆者は同じレベルで仕事をしてリアクションで気づいて

関数などを勉強して工夫を始めました。


何度かやって意図がわからないと、何を使ってよいか見えてこなかったです。

意図に気付いたから応用が出来ました。


ただ、経験がない時期でしたので時間はかかりましたね。

いきなり意図に気付いて出来たら一番良いのでしょうが、その先でたどり着く場所は同じです。


その結果、どんどん無駄がなくなって、時間もかからずに終わるわけです。

プラス評価の対象ではなくなり当たり前の業務になると

無駄な時間をかけても自分のプラスになりませんので、必然的に時間をかけたくないと考えるからです。


結局、同じ答えが導ければ良いので

工数削減という視点なら一番の近道は仕事内容の目的、意図を理解することです。


その先で任せられる仕事を増やせていけます。


これにも仕事全体を見渡せたり部署の中での位置づけなどを把握する必要があるので

経験が必要ですが、わからないうちは聞いてしまうのも手です。


さて、モヤモヤした部分

先輩に言われたことは別の言い方をすると「効率よくやりなさい」ということですが

その先輩もその階段をのぼってきたわけで

「当たり前の仕事」と見た上でそのように指摘をしたのでしょう。


ここで目線のギャップが生じています。


過去に経験してきたから、「今からこうしておいた方が良い」というアドバイスの場合もありますが

自分が出来る(出来た)から相手も出来るわけではありません。

無駄だと思う過程が相手にとっては必要な場合もあります。


経験者採用なら別でしょうが、未経験採用や新卒の場合は特にそうで

階段をのぼって精度を上げていく「経験」が人を成長させます。


全員の能力や持っている技術を知っておければ良いのですが

なかなか難しいので、このようなギャップに悩まされることも多いです。


そこで出来ないのに「イエス」と答えてしまうと

無理に時間を使って仕事が終わらなかったり

終わってもアドバイスや指摘の内容を取りいれていなくて怒られたりと

踏んだり蹴ったりになります。


それこそ失敗としての意味はありますが

仕事としては終わらなかったので無駄な時間となってしまいます。


・まずは本来の目的を見失わない

・仕事の質にはステップがある

・わからない指摘はステップの先の結果である

・同じ仕事を同じようにす るだけでは評価はされない

・組織人として評価を意識すると必要な知識は何かを考えてみる


是非、意識してみてください。


どうしても「イエス」と言わなくてはいけない環境で

上記のような悪循環となってしまっている場合は

階段をのぼって経験し成長をしていくスタンスの人だと、成長機会を逃してしまっている可能性が高いです。


その場合は転職や配置転換で環境を変える機会を得るとより成長できて

効率の良い仕事が出来るようになるかもしれません。


転職をしたほうが良いか?とどまった方が良いか?

転職エージェントはその判断の手助けもしてくれますので

悩んでいる場合は相談してみても良いかもしれません。

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