成功体験と「仕事で求められる成長」から自分の頑張りを認めてもらう【職場・面接】

毎日頑張って仕事をしているけど自分は成長してるのかな?
そう考えてしまうこともありますよね。

新卒の皆さんは配属後に少し慣れてきて先輩達と見比べて
逆にフレッシュな後輩たちを見ることで改めて考えてしまうことも多いです。

職場にせよ転職活動にせよ、何が評価をされるための武器になるのか?は大切で「成長した経験と結果」はその一つです。
自分自身で見えていないとやる気も出ませんし、自信を持って進めませんよね。

これだけ頑張ってこれだけ成長ができたから、次はもっと!
頑張ってきたけどあまり成長ができていないから、頑張り方を変えてみよう!
前向きに過ごせているのであればその環境は大事にすべきです。

そうではなくて
仕事の意義に結びつけられなかったり
自分の成長が実感出来ないと自信をなくしてしまうこともありますね。

確実に成長をしてるので安心してください。

日々同じことをしているにしても、むしろ悪くしようとしてる人は稀だと思います。

ただ

自分にとっての成長と組織の求める成長は違ったりもします。


もっと今の業務を早く終わらせるようになりたい。という自分の目標があるけれど
もっと仕事の質を高くしてほしい。という目標を会社から求められているとしたら
自分で判断をする「早く終わる」が必ずしも求められている内容と合致するわけではありません。

早く仕事を終わらせる=任せた仕事が終わったと判断出来る人が「終わった」と認める


言い方を変えると

質の高い仕事をして初めて仕事が終わる→質を高めることで組織の中で早く仕事を終わらせることができると言えて

自己判断だけで終わらないのが「相手あっての仕事」です。


もちろん、区切りをつけるかどうかの判断はしなければいけません。それもスケジュールです。

そのような構造になりますので
自分自身の求める成長と組織の求める成長の目線が合っていたら、より自身を伸ばせる環境だといえます。

実際は成功体験を機に成長に気づくことが多く
それは色々な経験をしてきたから「過去の自分との違い」に気づけた時です。

過去の自分には無いその時その時の新しい経験を重ねたから
引き出しが増えて蓄積した情報の中から適切な判断ができます。

ある程度の推測も出来るようになって、それが経験則です。

感覚的な部分ももちろんありますが、経験則から行動をすることは多いでしょう。

正解が必ず決まってはいないので

情報を集めて限りなく正解に近い答えを出すことが大切で

成長するに至るまでにあった小さな変化も経験として大きな情報になります。
(数字のデータとして残っていることが周りを納得させるためには必要ですが)

疑問を持つことはとても大切で、意識をすればいつでも誰でもできることですが

その疑問を「課題」と捉えて形にして

その先の改善につなげるためには

経験や知識が必要になってきます。中身があって説得力をもたせられる状態です。
(その判断に必要な量は人によりますが)

こういった成功体験の過程で、自分の中で増えたり消化した情報の量や質の変化を実感して
成長したなーと感じるわけです。

それらが実績として目に見える形になり

あなたの歩んできた経歴と今後目指すキャリアを結びつける根拠になります。


(転職の際の志望動機や自己PR、退職理由を筋道を立てて組み立てるための武器になります。言い換えれば組み立てに苦戦しているのであれば、こういった経験を掘り返してみると良いです)

どの視点で見ているのか?個人差も出てくるからわかりやすいのがこういった場面です。

面接で成長を実感したときについて質問をされることもあると思います。

過去と比べた変化と定量的な事実があれば

あなたの自信にもなります。


仕事ですとそういった数字で成長を確認できるので
数字を「自分の成長」や「そのために必要な課題」を見つけるためのものだと考えて見るようにすると
やる気につながります。

気持ちや人間関係などの数字ではなかなか見ることができない部分は
自分の受けた感覚や聞いた話などでしか判断ができませんので、その部分の悩みが深いのはその違いです。

去年できなかったことが今は出来るようになった。これも成長です。
去年できなかったことが出来るようになったので、これだけの効果が出た。

聞いている側はその「効果」から成長を評価します。その評価を得ることで組織における成長を実感できるのです。

評価されているということは成功したから得た実績によるものです、「効果」がそれです。

ただ、社歴はできる仕事の判断をするための指標にもなり
年々求められる内容も変わり
それに伴う成長が求められるので
期待値に沿わないと大きな評価としてはなかなか表に出てこないので実感するのが難しいですが

その変化の中での「現状維持」だって成長があるからです。


同じことを毎日やっていることが現状維持ではなく

やり方や環境が変わる中で同じ仕事の質(結果)を保ち、同じ立場を守ることが現状維持です。


色々な場面で気づくことが出来るとは思いますが、仕事という場面での考え方をご紹介しました。

転職活動における面接でも使える内容ですので、参考になりましたら幸いです。

成長を実感して仕事のやる気は常に保ちたいですよね。そしてもちろん、評価もされたい。それが普通です。

あまり成長を実感できていない場合は
求める求められる成長のギャップが大きい可能性が高く、もちろんやり方や考え方と自身の特徴との相性もありますので
より目線が合う環境で再出発することも一つの選択肢かもしれません。

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