数字を残す大切さ!一つの手間で見えてくる具体性と責任感
仕事を進める上で数字の管理はとても重要です。
数字を意識して!とか数字で説明して!など怒られたり指摘を受けることも多々あると思います。
もちろん、自分のキャリアにおいても重要です。
なぜ重要なのでしょう?
誰かが必要だから嫌でもやらなければいけないと考えると入り難いので
もちろん、人のためにもなるし
「自分のためになるから意識する」という視点
で今回はご紹介をします。
話を戻しますが、なぜ重要なのか?
自分自身の成績を数字で把握することで
具体的な自分の立ち位置を視覚化することができるからです。
数字の目標を持たないで仕事をしているとしたら
何を目指しているのか?
自分は今会社でどの位置にいるのか?
もっと深掘りすると、市場価値はどのくらいの位置にいるのか?
がよくわかりません。
よくわからない状態で仕事をしていると
何をしていいかもよくわかりません。
やってることが正しいのかどうかもわかりません。
数字に紐付いて評価があるので
実績として社内でも納得した計画の上で評価を設定することができます。
エリアや顧客特性で異なってきますが
目標設定や評価の妥当性を理由に自分のスキルがより評価される環境へ転職をする人が多いのも
評価の定量部分への腹落ち感にあると感じています。
話は戻りますが
今の位置がわかるから
次はどこを目指そうかもわかりますし
日頃から数字をまとめておくと
過去の情報をまとめた資料を作る際にもそのまま活用できますので
大幅な工数削減になります。
過去のデータを掘り起こして手入力で対応すると想像以上の時間が必要です。
筆者はまさにこの手入力をして時間を使ってしまっていたタイプでしたが
管理部門の業務を担当するにあたって
細かい数字は残せる限り一定期間内(1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年と区切りに合わせて)
に残すことを癖にしました。
そうすることで、すぐに状況を報告できますし、自分の評価に対する根拠も自分で作り提示することができます。
上司の立場からすると
自分の仕事なのに即座に状況を伝えられない場合はあまり良い評価をしません。
上司も細部まではすべてを把握していませんので、担当者の報告ベースで部署としての報告をします。
新人の時代やあまり意識していなかった頃は筆者も怒られる機会はとても多かったです。
即答とは言わなくても
その場その場で資料を調べる時間ももらえないのか?と不満にも思いました。
新人時代は経験が少なくても把握できる量と判断されて仕事を振り分けられているのですが
「責任感を持って」と言われる場合は
このフローが現状ではできていなく体言化できていないと思われてしまっています。
自分自身のお客様との対応や業務の進捗はまず自分が常に把握して
それを共有することで業務の平均化も進みます。
伝えないで察してくれるケースは稀です。
伝わって初めて形になります。
出来なくても初期の見立ての問題もあるので、仕事が出来ないというレッテルを貼られるわけではなく
相手も立ち位置を理解する機会になるので
最適な業務を振り分けるきっかけにもなります。
その最適というのは環境や考え方で異なりますが。
業務がパンクしてしまっている場合も
何が原因でそうなっているかは
数字やデータの管理によって把握できます。
まずは残せる数字や業務内容を残しておくことで、自分自身の問題点も浮き彫りになり
なんとなくを脱却した上に成長が待っています。
なんとなくではなく
具体化した時に現状への妥当性からの不満や疑問に初めてたどり着きます。
それが根拠となるからです。
根拠のない疑問は相手も確信を持てないので困ってしまいますが
根拠があって初めて土俵に立てます。
それでも納得がいかない場合は、現状の限界の可能性もありますので、環境を変える選択で転職活動をして情報を集めても良いかもしれませんね。
責任感を持つってなかなか体言化できませんが
こういったアウトプットの際の情報精度の高さが相手に責任感を伝えられる一つの手段です。
自分のキャリアや仕事の質という意味で責任感を持って取り組む、そう理解してもらえることはどんな場面でも役立ちます。
もちろん、そのような成長とアウトプットがあれば、仕事のコミュニケーションという面や依頼した仕事の質という面でも周りの関係してくる人にもプラスになります。
若手のころに壁にぶつかった内容ですので、少しの手間と意識で改善できることもわかっています。
是非、同じような悩みを抱えている方は意識してトライしてみてくださいね。
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