なんでそうなるの?周囲にストレスを与える本当は仕事を任せたくない足を引っ張る人

仕事では結果を出すことが絶対条件になります。
結果を出すことを意識しなくなると前向きな仕事はあまり出来なくなってしまいます。
人の足を引っ張ったり本来であればなくても良いストレスを与える人はそういった傾向があります。

結果を出すため、そのために大切なことはいくつかありますが
  • 個人の仕事を進めるスキル・能力
はもちろん大切で
  • チームワークをしっかり形に出来る能力
  • 大きな組織として役割を円滑に機能させる能力
は特に大切です。

仕事が出来る人というと漠然としていますが
どんなに個人の能力が高くても一人で暴走をしてしまうと
沢山の仕事が集まって初めて大きな仕事が成り立つという本質からズレてしまいますので
求められることが出来ないと思われてしまいます。

仕事の基本は信用です。


仕事を任せられる人というのは

個人の能力も高く

役割も理解した上でアウトプットをして実現をさせてくれる人です。


ちゃんとやってくれるから信用がありますよね。

仕事を任せられない人は

仕事に対する信用がない人と言えます。


単純に任せなければ良いです。
以下にあるような「任せない」という選択肢が持てるのであればですが。

では「任せたくないけど仕事を任せなければいけない人」はどんな人か?一番厄介です。

その人しか実務担当がいない状況です。


「いけない」という表記ですから、「したくない」という気持ちが入っていて
信用をしていないけれども業務上で頼まなければいけない必要があるわけで
もし担当でなければ上記の「仕事を任せない人」ですから当てはまりません。確実に別の選択肢があるので。

特徴としては
  • 仕事を止める人
  • 仕事を戻す人
に多いので必要以上の時間をつかいます。

待たせた結果「出来ませんでした」と言われると信用は出来ませんよね。

「出来ませんでした」と言われたことが過去にあると、またいわれるのでは?と疑っていますので信用をしていません。

共通するのは「責任感」が薄いという仕事への取り組み姿勢です。
行動としては
  • 担当領域を理解していないので見当違いの提案
  • 全く関係がないメンバーへの丸投げ
  • 本質からズレて勝手な解釈をし論点がズレたアドバイス
などで

これらの結果、仕事がグルグル一周して戻ってきます。


どういうことかというと、知らないところで投げられた(巻き込まれた)メンバーもわからないので入口(依頼した本人)に戻り
結局他に任せられる(確認ができる)人がいないので
「〇〇さんはわからない」と前置きで改めて担当であるその人に相談をしなければいけないと繰り返します。

そして、別の人にまた投げて・・・
最後まで責任をもってやるという意識がなく

「投げたら仕事が終わり」だと思っているので

そういった流れになってしまいます。

担当=責任という理解がなく、席だけあるような状態だと周りからしたら気持ちが良くはないですよね。

そのような本来なくても良い無駄なコミュニケーションの時間がもったいないですし
何も仕事が進まない状態で

そもそもその体制に生産性を求められません。


冒頭の結果を出すための条件は
満たしていれば強い組織と言えますが
このような立ち振る舞いをする人がいると前向きには機能をしていないですよね。

判断が重い大きな内容であって上層部などであれば慎重な対応だと言えますが

一般的な業務でそういったモヤモヤや自分以外の要因で理不尽に仕事が進まないストレスを抱えて
(結局、納期が間に合わなかったり実現できない場合には自分の責任になりますから)

一般のメンバーが本来気軽にお願いができる内容にも関わらず自分に戻ってくるようになってしまっていると
それが嫌でも任せざるを得ない状況の典型で
オーバーに言うと担当がいない状態に近いと言えます。ですので、体制自体を変えないと解決が難しいです。

自分はしっかりやっていて、そういった人ほど他の人には完璧を求めます。自分の負担を減らすことを第一に考えているからです。

任せたけど結果に結びつかないと...任せるってなんなんだろう?と何が正しいのかわからなくなってしまいます。

自分一人で全部やれる環境って規模が大きくなればなるほど少ないですし、効率的に一つの業務の質を上げるために分業化をしているにも関わらず、一つのパーツが機能しない〜

存在しないのであれば埋め合わせたり作り出せますが、存在するのにハマらず機能していない状況はとても厄介です。


何のために居るんだろう?その場所に居ることが仕事になってない?疑問や不満を抱える人は自分だけではないはずですが、変わらないからこそそうなっています。

誰もが諦めてしまったり、それで良いと思ってしまっていて課題と考えていない場合は

自分に出来ることは限界がありますしそれが認められているという線引きの中で仕事を進めることはできますので

慣れてはくるのでしょうがストレスが悪い意味で保証され続けます。

それこそ立ち止まっている状態です。

キャリアの実現に不可欠な実績も自分以外の壁で結びつけられずに
将来思い描くキャリアの実現に対するスピードも遅くなってしまいます。

ただ、ポジティブに見てみると

今まで負担になっていた本来なくても良いやり取りが、別の環境であれば必要なくなる=足かせが外れた状態

と考えると

今まで負荷がかかっていた分だけ良い意味でギャップが生じてスムーズに足取り軽く仕事が進められるイメージが持てます。


そうなればパフォーマンスが高く維持しやすいですよね。

何が必要か?ではなく何が不必要か?も立派な判断材料です。


何より、そのようなずっと悩んできた課題が解決できた状態ですし
自分の課題感と価値観が似た環境であるが故に

伸び伸びと愛着を持って働ける可能性も高くなります。


本来はキツイ仕事だけど前職がもっとキツすぎたためにキツくないという、慣れから生じる軽減による余裕と近いものがあります。

上手く逆境も活用して、そのうえで将来を見据えた判断をすると良いと思います。

今回はわかりやすく組織の足を引っ張る人の典型例をご紹介しました。

仕事をグルグル一周させても何も良いことはありません。


〇×をつけることが大切で、つくことによって対策も練れます。
責任感があってこそ〇×を自発的につけられますので、本来はむしろシンプルですが
自分で複雑にしてしまうから先に進めなくなってしまうので
是非、意識をしてみて任せられる人でいてください。

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