やりっぱなしの仕事は要注意!自分で決めないで仕事の目的から本当のゴールを考える
仕事ってどこで終わるのでしょうか?
なかなかわからないですよね。
当ブログでは区切る考え方で仕事を進めることで切り替えがしやすいという紹介を何度かしています。
どこで一区切りがつくのか?
自分自身のスケジューリングにもよりますが、仕事の進め方には共通しているものがあります。
例えば、とある仕事をやってくれと頼まれてその仕事をやりました。
ここで区切ってしまう人がいます。
必要な書類を回収するためにメールを送りました。
ここで区切る人もいます。
必要だからこの仕事をやっておいて欲しいとお願いをして
お願いしたから大丈夫だろうと区切りをつけて
頼まれた人に数日経ってから確認をしたらお願い自体を忘れてたということもあります。
こういったことがやりたい!と提案をして、提案が評価されたことに対して満足をしてしまい区切り
進めようという話になっても全く進まずに進めようともしないで具体的にならないこともあります。
仕事にはそれぞれ目的があって
それぞれの仕事や成果が結びついて初めて意味を成します。
どんなにすごい資料を作っても
頼んだ人に共有できずに
それが使われないと意味を持たせられず
どんなコミュニケーションツールを使いこなして活用したとしても
「伝える」ことが目的ならいいですが
何かをするために「伝える」のであって
その何かが達成できないと意味がありません。
(別の意味合いで伝わることが目的になることもありますか)
すごいアイデアでも社内提案を認めてもらうことに目的を置くと
結局具体化は進まずにそのために費やした時間に意味を持たせることは難しいです。
その先に生み出せる価値があってそれを実現させることが本当のゴールであり
本当に実現させる!としっかりと考えて強く思うからこそ、その信用から人は賛同します。
頼んで終わりではなくて
頼んだ以上は成果物を活用して仕事を繋げるために進捗の確認は必要です。
終わったら普通は言うよなーと思うかもしれませんが
やってもらっている以上は確認も誠意です。
それがなければ丸投げですから相手は気持ちよく受けてはくれていません。
相手が目的を理解してないともわかるからです。
頼まれた側からすれば
頼んだ本人が忘れていたとわかった途端に
その仕事は意識的に重要ではないと認識して優先順位を下げます。(真意は別として)
仕事を投げるとよく言いますが
「やりっぱなし」の状態ですね。
急に思い出してしつこく催促をされても気分は良くありませんし、相手の姿勢から考えると間違っていません。
何かに予算を獲得し新しい試みをして
一定期間での成果を確認した際に
「とてもよかった」「なんかよくなかった」
などのフワッとした内容だとしたら
それもやりっぱなしの状態で
予算を獲得して試みを実施することを目的にしてしまってる場合に多いです。
本来は効果測定をして数値化し、次への課題を明確にして
より良くするための分析をした上で「次に何をするか」を具体化して実行していくことで、結びつきます。
仕事を頼むことや許可をとることをゴールにしてしまうと
結局は途切れ途切れの仕事を繰り返してしまいます。
色々な仕事と結びついているものだけが有効な仕事で
結びついていない仕事は意味もなく負担だけになってしまいます。
ただ、その結びつく部分を自分が把握していないだけであって
把握することで全体像を見てより質の高い仕事ができるようになったり
本来の「区切り」が理解できます。
やりっぱなしにしてしまうと
そこでその仕事の道筋は途切れます。
知らないところで繋がっていたとしても
自分自身が知らないと意味も見出せず
改善することやより良い仕事にしていくことも難しいです。
「目の前のことをしっかりとやることが大切」とよく言われますが、「しっかり」にはこういった意味合いも含まれるのだと経験上学びました。
構造を組み立てて目的から逆算することはとても重要で、経験値あってのものだったりもしますが
「この仕事の目的はなんだろう?」
を都度考えることによってやりっぱなしの状態を防げますし、自分から仕事を無駄にするとを防げます。
「無駄な仕事が多い」と思う場合は途切れ途切れの仕事が多く、区切りのタイミングが細かい状態です。
細分化されていて先まで結びつけることが難しいのでそう考えてしまいますが
目的を理解して今時点で「やりっぱなし」になっているルーティンがあるならば、それは改善の余地がある業務ですので
キャリア上の腕の見せ所でもあります。
やりっぱなしが多いと職場のあまり雰囲気も良くなくて
本来は結びついくことで大きな効果を出すような仕事の実績を出すことが難しく
居心地が悪い原因って意外とそういった部分にもあったりします。
何かとみんな他人事だなと思ったらそれです。
経験やスキルが結びついけくことでキャリアが実現できるのと同じように
結びついけることで仕事の質も上がっていきます。
なので、自分にとって仕事の実績が出しやすい環境でないとキャリアを作っていくことも難しく
途切れ途切れの仕事は転職市場で評価をされるのか?と考えると
一貫してストーリーが完成する仕事がより評価はされますし、それこそ「大きな仕事」と見てもらえます。そこでも差がつきます。
よく言う大きな仕事は繋ぎ合わさることでたどり着き、経歴の大きな武器になりますが
その意識がないと本来であれば大きな仕事にすることが出来る場合でも気が付かずに細かい作業の繰り返しだと考えてしまいます。
そういった視点で自分が働いた方が良い環境を探してみてもよいかもしれません。
実際に体験した例でご紹介しましたが
同じような体験をされた方、なんとなくわからないけどモヤモヤしてる方は参考にしていただけたら幸いです。
それで今の環境や仕事のあり方に納得がいかなければ以下参考にしてください。
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