自分の都合だけでしか考えないで押し付けてくる人に困ってしまったら
みんな自分の思い通りにしたいですが
なかなかそうはならないことって多いですよね。
その場合は人間関係の優先順位を改めて考えてみると良いかもしれません。
それぞれが都合があるので、もちろんそれを実現させるために頑張るわけですが
自分「だけ」の都合を考えていると押し付けてしまって相手の気持ちを見失いがちになります。
こう言われたら相手はどう思うだろう?
日々そのように注意を払って仕事をしている人からすれば
注意を払っている分、不満に思います。
その発言やその対応って相手のことを考えてないよね?
それが自分に対しての内容ではなくても
同じように扱われているんだな、と一定以上の距離を保って警戒をするようになります。
そうなるとやり取りの一つ一つに対して疑問視をしてしまうので
やり取りそのものがストレスになってしまいますね。
苦手なタイプの人は?という質問に対して頻繁に登場をするタイプの一つです。
誰かの協力があって実現できることは多くて
むしろ一人だけだと出来ないことがほとんどです。
実際は誰かの都合を理解して実現させてあげることで協力を得られるので
初めて自分の都合も実現に近づけることが出来ます。
そのバランスを理解して感覚を備えることが大切です。
そういった日々のやり取りの中で
この人は自分の都合「だけ」だと見えてきたら
相手は自分のことを考えてくれていないと見極めることが出来ます。
損得や見返りの話ではなく、関係性のバランスの話です。
仕事の基本は任せ任されと役割で成立しているので
自分「だけ」を見てしまうと役割ではなく一方通行の押し付けになってしまいます。
この場合はバランスが保たれていません。
片方がただの負担と感じてしまっています。
高圧的だとも捉えてしまい
めんどくさいから気を使う場合も多く「やってくれる」と勘違いをしますので
遠慮なく変わらない対応をしてくるでしょう。
そのような状況で悩んでしまっていたら
意識の中で優先順位を下げると
出来る限り時間を費やさずに対応をすることが出来ます。
複数名が本当に困っていた場合で選らなければいけない状況だときっとその人に時間を使う選択はしないでしょう。
一方的な関係に必要性を見出せないので優先順位を下げてしまって当然です。
自分「だけ」の都合を考えていると最終的に人はついてきません。
その過程の中に利害関係が成り立っているうちはついてきますが
立場が変わったり必要性がなくなった時には離れていきます。
結局、自分「だけ」の都合を押し付けると自分に最終的には返ってくるのですが
引くタイミングが少し早いか遅いかの話です。
ずっと我慢をしても報われない状態は実際多いと思います。
それは相手の都合「だけ」に誰もが注力してしまっているからです。
上手くいっているときや信頼ができる人とのやり取りは自然と持ちつ持たれつになっていて
見返りも求めていないでしょう。
それは自然に
自分の都合も満たされていて
相手が必要だと思うことをしっかり考えてやってあげられているからで
それこそ「相手のことを普段から考える」習慣があるから成り立つ関係と言え、そういった中でこそ得ているものは非常に多いはずです。
どこまでならOKか?その範囲も見えているからそこに信頼があります。
あまりに相手が自分「だけ」の都合を考えて振り回すために
やっている意味を少しでも見つけるために見返りを求めてしまうので
その場合はその人への優先順位が高い状態です。
やってきた分を取り返すことが目的になっています。
それも間違っていませんが
少し優先順位を下げるだけで「期待しない」という選択が出来て
付き合いの線引きも出来るようになります。
相手に対して諦めることは寂しいことですが
見返りを求めた時点で今の状況に満足はしていませんし
誰かからの評価が自分の評価になりそのバランスでモチベーションは保てるので
相手からは「便利な人」という評価をされても自分が自分を評価できないと
それこそ今の仕事に対する意味を見出せません。
嫌な仕事から先にやるという仕事のスピードや順番の話になると
不測の事態が発生する内容のものから時間がかかる可能性があるから先にやっちゃえということで
今回は人間関係の気の持ち方についてのご紹介でした。
しっかりと評価をしてくれたり利害関係があるのであれば
恐らくこのような悩みは抱えていませんし
信頼している中で自分「だけ」の都合になり得る案件があっても
入口のコミュニケーションが違うので不満を抱くことないはずです。
日々の繰り返しの中で当たり前のようになっていて
どうしていいかわからないからこそ悩んでしまうので
少しでも参考になれば幸いです。
その先で客観的に見えるようになった自分自身のキャリアに対して
このままではいけないと思い我慢が出来なくなってしまったら
自分の将来を見失ってしまう前に外の環境を見てみることも一つです。
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