社内コミュニケーション
会社に所属するということは色々な人と働くということです。
育ちや考え方はもちろんの事、スキルや仕事への想いも異なります。
他部署と連携して仕事をするのは必然で
1人で全部できたら専門部署は必要ないですよね。
会社の規模や内容にもよりますが、より利益を出すために組織化します。
皆さん、それぞれの考えやペースで仕事をしています。
お願いするとすぐに対応してくれる人もいれば
簡単なお願いすらも聞いてくれない人もいます。
以前のブログでお伝えしましたが
自己の利益を追うか他者の利益を追うかがこの場面で顕著になります。
「自分の仕事」を早く終わらせたい
という方はお願いすら聞いてくれません。
「会社の利益になる」と判断できる人は
早急な対応をしてくれると思います。
(ただし、合理的かつ目的が明確な場合)
ただ、そんな極端な話ではなく
バランスが人により異なるというのが正確です。
本当に必要な場合は「やらないと自分がまずい」とやりますし
必要がない場合は「目的がわからない」とやりません。
こういった基本スタンスを見極める事も重要ですが
依頼内容の目的と効果を具体的に説明する事は必要です。
意味があるかどうかの判断をさせるための情報は
依頼する側が提示しないと、見当もつきませんよね。
中には想定して(過去同じ仕事をしていた場合など)わかってくれる人もいますが
基本は伝える方が丁寧です。
納得してくれない場合は説明が少し抽象的なのかもしれませんね。
そんなことよりも大切な事が日ごろのコミュニケーションです。
仕事上の話しかしないケースもあると思いますが
依頼をしてきた相手の事を「人づて」の情報だけで聞く場合と
直接は話した場合だと、距離はどちらが近いかは明白ですよね。
あの部署は仕事しない
あの部署は頭が固い
あの人は必要以上の仕事をしない
などのネガティブな情報を共有したり裏で言ったりしていると
感覚で伝わりますし、不思議なものでそういう目で見ているので
行動や態度ででてしまいます。
新人の時にメンバーがよかれと思って教えてくれたネガティブな情報。
それがすり込まれ、そういった前提で対応してしまいます。
そうなると円滑なコミュニケーションは難しいですよね、入口が否定ですから。
そこで壁を作ってコミュニケーションをしないと非常にもったいないです。
あなた自身との相性は良い可能性もありますし
ネガティブな情報を言っている側に問題がある可能性もあります。
その人が特に強い分野や持っている情報があったりします。
目の前にいるのにそれが知れない事は勿体無いです。
一旦、あなた自身の言葉やキャラクターで接してみてください。
もしかしたら、評判と異なる人かもしれません。
人には仕事の考え方やペースがそれぞれあります。
求められるレベルは必ずありますが
自分のペースや考え方と違うからという理由で壁を作ってしまったら
そこに何も生まれません。
違う考えの人たちが複数いるからこそ、アイデアや仕事は研磨されます。
相手のペースや相手の仕事の考え方を理解し、歩み寄る事が円滑なコミュニケーションの近道かもしれませんね。
それでもどうにもならない状況の場合も多くあると思います。
退職理由に多い、社風ミスマッチや人間関係は基本的には仕事に対する考え方とペースから生じることもあります。
突き放されるだけの環境だとしたら
多くの方と仕事の考え方やペースが極端に異なってしまった場合は
あなた自身の能力が最大限に活かせない可能性があります。
質問や依頼をして、なんでそんな事も出来ないの?
相手のペースや考え方がある中で、その発言はそもそも理解しようとしていません。
その時、あなたは全身全霊をかけて今の環境で頑張ろうと思えますか?
思える人ももちろんいると思いますが
思えない人も多いでしょう。
自身が頑張れる環境はすべて人が用意してくれるものではありません。
自分自身で作っていくものでもありますし、より近い環境を探すという選択肢があります。
どうにもならない場合はまずは情報収集から始めてみて
エージェントを活用してより活躍できる環境を探す一歩を踏み出してみてもいいかもしれません。
2コメント
2018.06.01 02:48
2018.05.31 15:00