面接の段階で、チームの雰囲気やバランスを考えてメンバーたちと合うか合わないかの見極めはしますが
実際に対面してみると、あくまで第三者の感覚からの判断なので合わないこともあります。
もちろん、複数の方がいらっしゃるので全員と合うことは難しいですしそこで我慢が必要になります。
それはどんな場面でも共通していることで
自身の居心地や立ち位置などを考えて上手くやることが、協調性やコミュニケーション力という言葉でまとめられますね。
そんな中でも、陰口を言われたり、悪評を立てられたりすることもあるでしょう。
いつも明るく挨拶をして笑顔で過ごしているのになんで?
一般的に良いと思われる立ち振る舞いでも良いと思わない人もいます。
自分が持ってないものに対して憧れを抱き、妬みになり、対抗意識を燃やす人も少なくとも存在するからです。
明るく、愛されるキャラクターであるあなたと同じようにできないから、あなたを下げようとします。
そうすると、近づけますから。
その対象にされてしまったらたまったもんじゃないですよね。
自分が持っている考えが「共通」であるということは正解ではないと学びました。
一緒に仕事を進める上で、相手の状況を理解して機嫌が悪い時にもその人なりの理由があるなかで
能天気に話しかけたら話しかけられた方は不快に思うでしょう。
あくまで自分のスタンスやキャラクターを大切にして、それがどんなに素晴らしいことでも
受け取る相手の感情次第でポジティブにもネガティブになってしまいます。
ですから、人間関係は難しい。
ただ、全員にカメレオンのように合わせると疲弊してしまいますので
基本は自分のスタンスを曲げずに、よく言う、空気を読むというのはこういう場面で必要になってきます。
筆者は、顔色を伺いすぎて疲れてしまうタイプでしたので一つの決め事をしました。
常に機嫌良くいようというスタンスです。
機嫌が悪い人には話しかけにくいから自分はそうならないようにしようと。
話しかけにくいから少し待つという時間も勿体無いですし、いつになったら話しかけれるかもわかりません。
そうすると自分の中でも合う合わないがはっきり見えてきます。
そして、もうそういう人なんだと認識して接します。
相手にとってはつまらないと言いますか、攻撃をしても動じないとコンタクトの頻度は減りますし
そもそもその対応が無駄だとわかりやめるかもしれません。
機嫌が悪い人に対して自分も機嫌が悪いと確実にマイナスの方向に進みます。
肯定的に見れない状態ですので。
同じようにしたら良いという話ではなく自分の物差しを作ったということです。
自分が機嫌が良ければ相手も機嫌が良いわけではありませんが、接し方で相手が見えてきます。
その先に自然と人が集まるから集まらないかもわかってきて、それが自分と環境のマッチ度合いを測る材料になります。
相手が「気に入らない部分」を見える化し、自分で設定してしまうイメージです。
ここが気に入らないんだろうな、ではなくて
ここが気に入らないんだと絞り込めます。
相手が近づかない理由を自分で作るんです。
逆で言うと
自然に魅力を感じて集まったほうがプライベートでも会ったり連絡を取り合う機会は多いんじゃないでしょうか?
線引きを形にしていて
相手もわかりやすく判断しやすいから
近づき易いわけです。
仕事ですのでパワーバランスもありますが
仕事のやりやすさは職場環境と密接で
実際は常に人に合わせている状態でなんとか保ってることが多いと思います。
一定数の共感者がいて良いパフォーマンスが出せる状態が無理なくやりやすい状態です。
そういった寄りかかる部分がないと辛い時に乗り切るという選択にもなりません。
必ず合う合わないはありますし「どんな人が合うか合わないか」の判断軸を持っていれば良くわからないという状況が回避できます。
この、よくわからない人が一番怖く、どちらにも転ぶので一番気を使わなければいけない層ですので。
陣取りといいますが、自分自身の職場での理解率といいますが、その%が大切で
どちらにも転ぶ人の動向で大きく変わりますし、ネガティヴに興味を持たれてしまったら
今まで興味がなかった分ガツガツきます。
加えて、理由もわからないのでそのギャップから精神的な負担も大きくなってしまいます。
なんで?から始まり探ってもきっと答えが見つからずに、見つかったとしてもどうしていいかわからないー
事前に寄せてしまってハッキリさせてしまうとそういったギャップが無くなります。
そういった中で円滑なコミュニケーションから良い仕事をーというのは難しいですよね。
難しい人間関係においてあなたが大事にしていることはなにかを、是非具体的にしてみてください。頭の中での判断でも良いですし、実際に立ち回るなどの行動でも良いです。
本当に人間関係に困った状態とは、原因がわからずに居心地が悪いことですから。
その時にも別の環境を探してみるのも一つかもしれませんね。
以下、慣れてきてはいるかもしれませんが、テレワーク時のコミュニケーションについて追記です。
テレワークなどの顔を直接見て話す機会が少なかったり、コミュニケーションの時間や方法が限定的になっている今ですと正直余計に分かりづらいです。
今までは対面ですぐに話せた内容でも
テレワークでは電話やメールという多少の時間差が生じてからコミュニケーションに進みます。
会話であれば自然にできますが
・メールを送る
・電話をかける
というワンクッションになる行動が相手の時間を拘束してしまうという意識を強くして
短い時間に詰め込もうとします。
コスト意識の面では良いトレーニングになりますね。
ただ、現状がギクシャクしている中でそのような「相手が何を思っているかより分かりづらい」コミュニケーションをしなければいけないとなると
そのコミュニケーションを取るための手段に進むための行動が怖くて余計に進まなくなってしまいます。
怖くて電話が出来ないなど通常業務でもあるのに
それが当たり前になると、進むものも進まなくなりますよね。
そういった面でも働き方の相性はありますが
相手も同じように時間の制限が無意識に設けられているとしたら
必要最低限なコミュニケーションだけで済むというメリットも大いにあります。
指示や確認など結論だけのコミュニケーションで仕事は最低限進みますし、むしろシンプルになります。
怒られるにしても顔を見てないで点だと気が楽ですが
何かを介しているからこそ真意が伝わりづらく気持ちが悪かったりします。
そういった「本当は何を考えてるのかな?」という部分が意識のギャップを感じる原因になってしまい
例えば全く思っていないのに冷たいと思ったり思われたりしてしまうと考えると
むしろそういった機会こそ特に今回の内容は参考にしていただけるのかと思いました。
人間関係に仕事の楽しさを見出している場合なども、今までとは違うやり方でコミュニケーションがシンプルになってしまってつまらなさを感じてしまうかもしれません。
そういった意味でも仕事をどう見るか?環境が変わった働き方が当たり前になるのか?その相性は?
など、自分でしっかりと判断をしていかなければいけませんよね。
その判断のためにもよくわからないという状況を避けるために参考にしてください。
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